カウンター35万
2007年 05月 12日
逆に言うならば、それだけ自然に進出してきているというわけで、複雑な心境。私の住んでいる住宅地はもと湿地帯だったんです。
田んぼにもよくくるものだという話もありますから、身近に出会えるのは単純に宅地化が問題でもないのかもしれません。むしろ今森光彦氏の定義する「里山」が日本中にあった時代には、もっと身近な鳥のひとつだったのではないかな、とも思います。その意味では「大事な環境が残っている」のではないかと考えました。
本州の「里山」ってあこがれます。北海道は歴史が浅いですから。もう広い面積を機会でドーンと。本州に行って水田を見るとその大きさの違いに驚きました。
ところで「大事な環境が残っている」とう考え方をすると前向きになれますね。そうですね。
北海道の雄大な光景にはあこがれます。その土地で水田耕作を可能にしてしまった人類の可能性、自然と向き合って生きてきた人々、自然とたたかって生きてきた人々、そして自然のなかで生き抜いている生き物たちに。
あまりに広くて車で移動して農作業をしています。
祖父がその頃、はじめてトラクターを導入したそうです。日本製はなくアメリカ製でした。近所の農家にはあんな機械で何をやるんだ?って笑われていたそうです。
いま、そんなことを思い出しました。私が子どもの頃はそれこそ、蛍が乱舞していました。
今は自然は減ってしまいました。木は自然林ではなく防風林です。
入植した頃の祖父の話を生前にもっと聞いておけばよかったなあと思います。
なんか大事なことを思い出させていただいたなあと思います。ありがとうございます。