「図画工作・美術なんでも展覧会」を振り返る
2007年 06月 27日
図録の中に私は以下のようなことを書いてみました。
「今年1月彩ネットのメーリングリストで文教大学の三澤さんから展覧会をやりませんかのお誘い。
と同時にアイディアを募集とのこと。そこで出てくる、出てくるいろいろなアイディア。この図録の案もその中で出てきました。つまり、きちんと形として残そうということです。
なおこれらのやりとりをMLの中だけでとどめておくのはもったいないということで、私のブログ「美術と自然と教育と」に「なんでも展覧会最新情報」という記事を展覧会までトップ表示させました。 http://yumemasa.exblog.jp/6445173/
記事についたコメントの数はなんと180。驚きです。
また決定事項はブログの方にリアルタイムで公開。そこでも意見交流。
私は北海道にいながら、なんだか共に展覧会をつくっているような感覚でいました。
この展覧会ではネットのよさを十分に発揮させることができたと思います。遠い地域の方々が簡単につながるのです。知恵も熱い思いもデータも共有!
この展覧会、図工美術教育の啓発活動として画期的な方法と思います。
毎回毎回指導要領改訂の度に感じられる教科の危機。
そのたびに図工美術教師が頑張る。
しかし、次回はそうではなく、世の中がその価値に気がつき、大事していくのが当然というようになってほしい。
そのためにも図工美術教育の関係者が広く社会に向けて発信していこことはとても大事なことだと思うのです。
そういう意味でこの展覧会が継続されていくことも、今回つくったパネルが生かされていこことも重要でしょう。
この取組を通して、たくさんの仲間が生まれる喜びも感じました。
次回も楽しみです。今度は子どもの絵のギャラリートークなんていいかな。」
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このギャラリー、うらわ美術館と筋違いだったんですね。
なんか、なんでも展を思い出していました。ほんと、いい展覧会でした。
次回は、またいろいろな企画もみんなで考えたいですね!
浦和ついでに、東京まで足を伸ばし、新美術館の「モネ展」も先に行ってきました。
入館時間ちょうどくらいで20分待ち、出てきたら1時間待ちになっていました。流石です。
想像通りの混み具合でした(^^;しかし、周りの人たちが絵を見ながらあれこれ言ったり話したりしているのを聞いていると、対話型のトークをしたくなってくるのは、もはや職業病ですね(汗)
ところで、全然話は変わりますが、栃木県日光市の小杉方庵美術館で、夏休みに、ちょっと面白い企画があります。自分が参加できるかはまだ未定ですが・・・。あーとネットとちぎのHPに書いてあります。
仕事をしながらの編集なので、大変ですが、もうすぐ夏休み。一気に進められそうです。お楽しみに。
なんでも展覧会の実践が載っていました。
本当にたくさんの地区から出展されていて、
とても素敵な展覧会だったのが伺えました。
実際に会場に行った方は、感動もひとしおだったのではないでしょうか。
次回に向けて、お忙しいとは思いますが、
三澤先生始め、実行委員の方々、頑張って下さい!
巻頭の言葉も大変心強かったですね!
丑久保さんの個展、最終日ですが本日滑り込みで拝見してきました。彫刻中心かと思ったら平面でも様々なことを考えていらしたんですね。平面に埋め込まれた立体の姿やそこにある彫刻の行為など、それを平面に残そうとしたのかなと、あの∞のボールを手にした後だったので余計に勝手なイメージが膨らみました。
奥様と話をした時に、昨日青木先生が来られたと仰っていました。あの作品に出会えてまた一つ、人の心を見た気がしました。ありがとうございました。
ボールを一度手にすると、彼の作品へのイメージはどんどん膨らみますね。
あの平面作品、どうやって作ったのか、私が行ったときいらした娘さんに聞いたのですが、なかなかユニークな作り方でした。
3階の空間が、なんともいい雰囲気でした。
うちの奥さん曰く「家に飾っておいても全然違和感なくとけ込む作品」だそうです。
なるほど、と思います。
しかし、本当にいろいろ表現を模索していた作家なのだということが再認識できました。
今年は、秋にボールを使った授業をまたやります。
先週の土曜日には編集会議があり、本の題名が決まりました。
「○○○○図工・美術-もう一つの図画工作・美術なんでも展覧会-」
○○の公開はもう少しお待ち下さい。多分、きっと、話題になるでしょう。
完成が待ち遠しい!