子どもの絵をどうとらえるか 酒井式をめぐって
2007年 07月 21日
酒井式では、権威あるところに認められるような絵はやはりよい絵であるという認識があるようです。そのことを象徴する内容が以下のものです。
☆ 口汚いののしり、全くデタラメな意見 酒井式描画指導法をめぐって
子どもの絵をどうとらえるかということについて、よろしければ以下の記事を比較してご覧ください。
☆幼児の絵をどうとらえるか…林 健造さんの言葉←「幼児の絵の読み取り心得」
☆これが幼児の絵!? 魔法の酒井式描画指導法←「幼児が描く顔 ノッペラボーが酒井式でここまで変わる」という考え方が根底にあります。
「酒井式について様々な角度から検討できるようにという願いからこのサイトをたちあげました。
そしてこの事を考えていく事も図工美術教育のあり方を考えていく事につながっていくことになると思います。また当面の課題としては「子どもの絵のとらえ方」について教員はもちろんのこと、広くご理解いただくことだと思っています。 (05年10月7日)」
なお、昔の私ですと、このようなポスターが出た段階で「あーあ」と愚痴を言っているだけでしたが、幼児にまで酒井式を指導しようとする動きが出てくるとなると、いくら何でも黙っていてはいけないと思うようになりました。最近は今回のように直接意見を言わせていただくようにしています。言わない限りわかっていただけませんから。
なお、昨年は似たような事例で、意見を言わせていただきました。先方で十分検討されたようで、偏りのないようにしたいという主旨のご返答をいただきました。というわけで、声を出していくことは大事だと思います。
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☆鬼丸吉弘「創造的人間形成のために」