美術の情報センター

 地域の方から「画集」を寄贈していただいたのをきっかけに、図書室からも美術関係の画集等を移動してきました。最近は美術室を美術に関する情報センターのような機能を持たせたいなあと思っています。
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考えてみるとと、ここに置いた画集、ページを開ければ、いろいろな時代、いろいろな国のいろいろな人の思いに触れることができます。
 つまり、美術室の後ろが、いろいろな世界につながる「扉」になるような気がします。充実してきたら、他教科の先生にも使っていただきたいななどとも思っています。スキャナも置きましたし。
 ちなみに他教科の教科書の副読本なども美術室に置いています。いろんな教科とリンクしますから。

 画集の他、わずかですが、技法書、写真集、絵本、デザイン関係の本など、置いていますが、充実させていきたいです。

 なお、美術室の棚どのあたりに、どんな本が置いてあるのか、生徒がだいたい把握してくれるようにしたいと思っています。

 その伏線として画集を使った授業をしました。

画集をじっくり見る〜鑑賞の時間
Commented by あおき at 2008-04-13 23:18 x
触発されて,今年度3年生に図書室の画集を使ってレポートを作るという課題を入れてみました。どうまとめさせるかは,まだ考え中ですが・・・。本校の司書の先生も美術大好きな方ですから,いつでも美術関係の良書があったら紹介してください,と言ってくれています。こういう方がいるうちにいろいろ揃えておくのもいいかも知れません。
Commented by yumemasa at 2008-04-14 00:27
私の場合はまとめることより、見ることに重点を置いてみました。青木さんが「触発されて」なんて書いてくれたのでうれしいです。私も青木さんから刺激を受けています。
私の方は実は、音楽の先生にも、専門書を置いてはどうだろうと話してみました。きっと何かすると思うので楽しみ。
総合では職業に関する学習をしている時期などは、図書室から関連図書を運んできて廊下に並べました。
きっと各教科で廊下を知的な好奇心を与える空間にすればいいと思っています。そのあたりは美術科でリードしていきたいです。
by yumemasa | 2008-04-13 08:43 | Comments(2)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明