今後の美術教育や幼児教育を考えると、売れてほしい本

今後の美術教育や幼児教育を考えると、売れてほしい本_b0068572_9562348.jpgこの本は幼稚園の先生方のために出ている 小学館の教育雑誌Lattaです。
 今回は東京未来大学の大橋功さんの監修による特集。カラー12ページ、2色刷り9ページ。
幼児教育での造形教育の大事な点、というより幼児教育の大事な点をギュッと圧縮して書かれた感じです。
 実は、幼児教育の本で造形教育について書かれている本では、子どもを単なる未熟な対象としてとらえてしまう、そんな本がけっこうあって、これは、厳しい状況だなあと思っていました。
さらに明治図書の酒井式も進出していますし。
 やっと大橋さんから、幼稚園の先生も気軽に手をとって読める内容の本が出た訳です。ムック本になることを強く願っています。
 
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この11月号は、小さなお子さんをお持ちの保護者や全ての教育関係者におすすめです!
これがわかると小学校の低学年の授業はもちろん、中学校もおおいに参考になります。

 先日、小学校の時に「図工がきらい」だったという生徒の話を聞きました。
「絵を描いている時、あれこれ言われて結局先生好みの絵にさせられる。」「描き方までこまかく言われる。」
 



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↑この理論。さりげなく書いていますが、先日 北海道の造形教育研究大会の大橋さんの講演で共感を持って受け入れられた考え方です。
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↑この壁面装飾の写真を見て、子どもの活動の様子やその時の子どもの思いを想像するだけでも、この雑誌を買う価値があるように思えます。
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↑このような内容は子育てをしている保護者に伝えたい内容です。

(この記事の初掲載は10月9日)

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by yumemasa | 2008-10-17 22:02 | 美術教育の啓発活動 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明