今後の美術教育や幼児教育を考えると、売れてほしい本
2008年 10月 17日
今回は東京未来大学の大橋功さんの監修による特集。カラー12ページ、2色刷り9ページ。
幼児教育での造形教育の大事な点、というより幼児教育の大事な点をギュッと圧縮して書かれた感じです。
実は、幼児教育の本で造形教育について書かれている本では、子どもを単なる未熟な対象としてとらえてしまう、そんな本がけっこうあって、これは、厳しい状況だなあと思っていました。
さらに明治図書の酒井式も進出していますし。
やっと大橋さんから、幼稚園の先生も気軽に手をとって読める内容の本が出た訳です。ムック本になることを強く願っています。
これがわかると小学校の低学年の授業はもちろん、中学校もおおいに参考になります。
先日、小学校の時に「図工がきらい」だったという生徒の話を聞きました。
「絵を描いている時、あれこれ言われて結局先生好みの絵にさせられる。」「描き方までこまかく言われる。」
(この記事の初掲載は10月9日)
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