加須小学校(埼玉県)の教育「つたえたい」(その3)
2008年 10月 13日
昨日の加須小学校に私も行ってきました。
私は5年生の授業を中心に見ていましたが、子ども達が意欲的に取り組んでいるのが印象的でした。
動く仕掛けを使ってメーセージを届けようという内容です。
地域の方(学校応援団?)が数名いらして、子どもに話しかけたり、アドバイスしたりしていました。
最後の感想発表では、先生やその方達にほめられたり、アドバイスをもらえて嬉しかったと答える子が多く、充実した一時間だったようです。
(発表者は班で1名だったのですが、全班終わったあと「僕も発表したい」と言う子が5,6名出て、時間オーバーながら発表させていました。こういう思いにさせたというところには価値がある気がします。)
これは、6年生と3年生のグループが校内にある作品を鑑賞し話し合うというもののようでした。
1班6名でリーダーの子が進行役となり、「この絵について思ったこと発表してください。」というと、すぐに全員がハイと手を挙げ、「ここの緑はいろんな緑が塗ってあっていいと思います。」
「校舎の時計がよく描けていると思います。」と自分が見つけたいいところを
発表していきます。リーダーは、「今の意見に対してどう思いますか」と振ってみたり、なかなか立派でした。
ただ、見られているからか、固い感じでやりとりしていたので、もっと笑顔があるといいなぁと思いましたが、ここまで子どもたちが育っているという現実は、校長先生の話を裏付けるものでした。素晴らしい!
↑紙漉は特別支援学級
↑6年生 田中さん(埼玉県立近代美術館)による鑑賞授業。
いろいろと刺激を受けた1日でした。ありがとうございました。
☆ 加須小学校(埼玉県)の教育「つたえたい」(その1)
☆ 加須小学校(埼玉県)の教育「つたえたい」(その2)
☆ 加須小学校(埼玉県)の教育「つたえたい」(その4)