授業改善
2008年 10月 18日
写真は分科会会場の様子。今年は今までと違い、免許外の先生も何人か来られていました。作品を囲んでの立ち話、どんどん、発言するので楽しいです。人と人の距離が近いので。誰かが「対話による鑑賞の授業みたい」と言いました。
さて、今回 印象に残っていることが、あります。発表の中で「授業を少し変えてみました」「やってみたけれど迷いがあります」「自分で課題だなと前々から思っていて」「やり方を変えてみたのですが。どうですかね?」など。
これらは「教師の作品」から「こどもの作品」への転換を意味していました。
作品を通して子どもの学びを語るようになりました。
そう、このような研究会を通して自分を変えていく、それが大事なんだと当たり前のことですが、それを実感できた日でした。
「授業改善」もっとも大事なことです。
授業では生徒のどんどん描いてやっていく姿がとてもよかったそうですが、同じ学校の他の教科の先生から前の方がよかったかのようなコメントもあったりして(いわゆるていねいで、写実的な絵のほうがよい絵という視点)この実践を続けていくかどうか迷ったそうです。でも今回の話し合いで吹っ切れたと話してくれました。
これなど、教師の授業改善によって、子どもの学びが大きく変わったことを意味します。(なお、写真の作品は制作途中です)