スケッチを楽しむ

中学校2年生の授業で「スケッチを楽しむ」ことをねらって、学校の庭に出て、外で絵を描きました。

 同じ場所で描いていても、選ぶものが違うのはもちろん、同じものを見ていてもそこから感じ取る「感性」は一人一人違うということをあらためて実感します

 実はこの前に「鉛筆デッサン」をがっちりやったあと、絵の別の楽しみを味わえるように計画しています。苦労してこそ得られる喜びの他に、気軽に楽しむという喜びもあるのですから。

 はがきくらいの大きさの画用紙に風景画を描いています。描くことそのものを楽しむことを主眼においています。とても和やかな雰囲気です。
 50分の授業で1〜3枚描きます。この授業を2度続けます。水彩画はこう描かなくてはならないという概念をとりはらって欲しいとも思います。

 この授業は、生涯教育としての基礎となる美術教育としてのひとつの答えだと思っています。大人になって「描くことを楽しむ」それが生活の一部にあったら、どんなに素敵だろうと思います。
 そのため、絵の具は「透明水彩絵の具」をパレットにかためたものを学校として準備しておきます。準備も後片付けもほとんどいりません。

 大人になって描きたいと思ったら固形の水彩絵の具セットを購入すればよいですし。私は自分の車に積んであります。それで気が向いたらスケッチをするのですが、描いている瞬間が実に楽しいし、目の前の風景が自分のものになることの楽しさがあります。こんな楽しさを生徒に伝えてから授業をはじめました。

スケッチを楽しむ_b0068572_1538923.jpg

 8つ切り画用紙を4分割(32切)ですが、どうせやるなら、はがきにすればよかったかなと思っています。
 生徒がおじいちゃん、おばあちゃんに送ろかななどと話していたりしたものですから。
やっぱり生徒には「絵はがき等にもいい」ではなく「絵はがき」としてそのまま使えるという授業にすればよかったかなと思っています。
 孫が描いた絵が届いたら、やっぱりうれしいでしょうから。絵を描く楽しみを言うならここまでやればよかったです。


安全で高品質の「まっち絵の具」

スケッチを楽しむー良質な絵の具で

絵を描く楽しみ〜透明水彩絵の具で

《追記1》

写真で紹介している絵の具はホルベインのものですが、現在は「まっち絵の具」を使用しています。

《追記2》 07年2月

大人になってスケッチを楽しむ。例えばブログ「 日々のスケッチ
by yumemasa | 2004-11-23 15:40 | 美術の授業(山崎) | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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