日本画家のことば
2004年 11月 30日
昭和56年に島根県の「足立美術館」で刊行された「画談」というものです。
以下は「画談」についての足立美術館のメッセージです。
「画家の残した言葉は、その人柄はもちろん、作品や芸術に対する考え方などを理解するうえで重要な手がかりの一つとなります。絵の中には、眼の前にあるものを描いただけではなく、画家にとっての特別な思いや信念、理想などが表現されていることがあります。しかし、ただ単に絵を見ただけでそれを理解するのは難しいといえましょう。
また、画家のことばの中には長い修行の末にたどりついた境地を吐露したものもあります。この道一筋に生涯をかけた人たちの心の軌跡ですから、いくら汲んでも尽きない滋味とこくがあり、珠玉の輝きがあります。巨匠と呼ばれる画家たちの言葉に触れることは、芸術に関する理解を深めるだけでなく、私たちの人生においても何かとよい指針となることでしょう。」
こうやって、多くの方々とつながっていくことは、大きな力になっていくと思います。蔵多さんのおかげで、足立美術館のメッセージにも触れることが出来ました。ありがとうございます。
いずれ「美術の言葉集」を更新しました。