小学校の「展覧会」
2009年 11月 24日
「東京のほとんどの小学校では、全校児童の作品を一同に集めて校内で行う展覧会を実施しています。(学校の代表を集めて行う地区展覧会とは別です)
全校の児童が大体2点から3点の作品を出品するので、1600点ぐらいの作品が体育館などに並び、広く保護者、地域に向けて公開しています。
そして、当然のことながら、子供達もお互いの作品を鑑賞する時間もあります。
私の学校の場合、以前は、授業の鑑賞枠としては、一時間でした。しかし、とても一時間では、これだけの作品を見きれないということで、会期を一日延ばし、一時間づつ、二日に分けて鑑賞授業を実施することになってきました。
(山崎感想)
このよう全校あげての展覧会をやる意義は大きいと思います。学校でこのようにできればよいのですが、それをできない地域は工夫して別の方法で存在感を示していきたいものです。
なお、このことを紹介していただいた大杉さんは「美術による学び研究会 山梨大会」で「つながる」ことから広がる子供の造形」表現・鑑賞/美術館・作家・友達・学校・教員」という発表をされました。その発表の中での子供の写真、実によい笑顔をしていました。とにかく、その表情がすべてをものがたってるような気がしました。
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《関連サイト》
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学び研の先生方は皆さん、作品の展示、地域との関わりを実践されていましたね。とても意欲的で、このような取り組みが学校の現場でされていたなら、美術の新しい魅力に生徒は気付かない訳ないですよね。
私が生徒だった頃を振り返って、こんな授業があったら楽しかっただろうな~。と思う実践ばかりでした。
私も、一人でも多くの生徒が美術に対して感動できるような授業ができる先生になれるように頑張ります!
いろいろな世代で、いろいろな世代で、いろいろな立場で、こうして交流しながら、子どもたちのために頑張っていきましょう。
それは未来をつくる仕事だと思うのです。