子どもの絵から 子どもの生を感じとる
2010年 08月 15日
「絵の手紙」ですから、これを親に見せて伝えるわけです。
美術教育って、年齢によって違いますし、いろいろな指導の方法もあります、けれど、シンプルに考えると、このように子どもの絵から、子どもを受けとめる視点がベースにあることが第一です。
幼児の絵をどうとらえるか、ここが違っていたら、すべてが違ってきます。
私は、中学校の教師ですが幼児教育と根っこは同じだと思っています。
もうすぐ夏休みが終わります。
夏休み、生徒に「水彩画を描く」という課題を出しています。夏休み明け、生徒の描いてきた絵を見るのは本当に楽しいです。生徒は夏休に何を感じ、考え、どう表したのか、その子らしさが顕著に出てきますから。
授業の中で全員の絵を見ます。生徒に感想を聞いたり、コメントをします。(コメントは絵についてとは限りません。)授業時間数がまだ多かった頃は、この鑑賞に2時間を使えることができました。今は1時間です。
生徒は見る事を楽しんでくれます。一人一人が違う存在なんだといこ実感をする場にもなっています。