旭川の旭山動物園を見ると、やはり美術教育関係者としては、うれしくなってきます。それこそ、随所に美術の力が生かされているからです。さらに、それは素朴で、お金をかけすぎず、親しみを持てる方向で。
旭山動物園にいると、動物をものすごく身近に感じます。でも、それだけではなく、展示全体を通して、自然と人間の関係を考えてしまうようなそんなしかけがたくさんあります。あー、動物ってかわいいなあで終わりません。
あさひやま動物園のキャッチコピーは「伝えるのは命の輝き」。その通りになっています。
珍しい動物をおいて、さあ、見に来てくださいという従来型とは違うという事です。
↑子どもがつくったものも展示していました。そうかあ、こういうこを発見したんだ!ってことがわかります。
↑ブログの写真ではわかりませんが、通路のつくりや流れはとってもおもしろいです。わくわく感を与えてくれます。
あべ弘士さんの絵は動物園に親しみや、やわらかな感じを与えています。
↑オオカミは寝ていました。よく見えません。生態系を意識した展示ですから、このようなこともありですね。