この授業で身に付いた力は?
2004年 12月 16日
授業が終わって感想を書いてもらいましたが、生徒はこんなに多くのことを学んでいるのかと感心してしまいます。作文を書く前に次のようなことを話しました.「結果としての作品も大事かもしれないけれど、その過程が本当はすごく大事なんだ(いつも言っていますが)。そこで今日は感想の他に、この作品をつくった意味やどんな力が身についたのか、考えてみて欲しい。実は、どんなことであろうと一生懸命やったことには必ず価値があるんだよね.今日これまでやってきたことを一度ふりかえるって考えてみよう。(ここで、自然物のスクッチやアイディアスケッチ、色の勉強などをしてきたことを簡単に確認)そして美術を学ぶ意味を自分なりに考えてみて欲しい。みんなの考えをすごく知りたい。」
以下は右上の作品を描いた生徒の感想
・感じたこと…
最初の頃はちょっとめんどくさいなあと思ってやっていたけど、下書きがおわって絵の具に入るあたりから、少しずつ楽しくなってきました。
今回の自分の絵はなんかまとまりのないような気がするけれど、やっぱり自分の描いた絵なので、とても気に入っています。次回はまとまり感のある(類似?)ようにかきたいし、チャンスがあれば、グラデーションもやってみたいです。
・考えたこと・発見…
みんなの絵をみたとき(注1)、思ったのが、一人ひとりの作品に個性が出ているなあと思いました。形も色もそのひと一人ひとりの個性っていうか、考えっていうかが、出ているような気がしました。でも、そうすると、私の個性的な作品の色って緑が多い…!?
・身に付いた「力」…
私は今回自分に身に付いたものが多かった気がします。下がきの時から、発想、変化、ということができるようになったり、色の組み合わせ方、色のつくり方、きれいにぬるひけつ…etc.こんないろいろなことを美術で学べるなんて、はじめのころは思ってもいませんでした。そう思えることも身に付いた「力」だと思います。

・身に付いた考え方、感じ方…
色ぬりをはじめたころから、私はスローペースになっていた気がします。「あー、まちがったけど、あとでなおせばいや(注2)」「大丈夫、大丈夫、あとで、なおせばいいやー」など、のんきに、でもちゃんと先を見通して(注3)考えられるようになりました。
感じ方としては、前は、他の人が自分のよりきれいにぬって至り、色の組みあわせが上手だったりすると、「えっえっ!?どうしよう!!」とか思ったけど、今は「あー、あのぬりかたいいなー。色の感じもいい…。まねしちゃおー」など、自分で落ちついて考えられるようになりました。それが生活にも生かされていくような気がします。美術最高!!
(注1)授業中途中2分間、自由に教室内を歩き、多の人の作品を見にいくという時間をとっています。
(注2)手直しが容易なアクリルガッシュ」を使用しています。
(注3)学習計画表を使用しています。














