「図工・美術教育の日」の具体的な行動案 |


↓下の「図工美術教育の日」というのは、過去の呼称です。2011年からは上の『図工・美術の日』としました。

●「図工・美術教育の日」の具体的な行動案
◎これまでに、山崎先生のブログ「美術と自然と教育と」に寄せられた、それぞれの行動案です。この中でできるものがあったら、自分の取り組みに取り入れてみたらどうでしょう。
●A~校内で取組もうとしている事
●●B~授業内で取組もうとしている事。
●●●C~地域で取組もうとしている事。
●●●●D~美術館で、美術館と取組もうとしている事。
●●●●●E~その他の取り組み
●A
A1・校内でアンケートをとったり、個々の思いを尋ねたり、懇談会で保護者を
巻き込む作戦資料を配付したり(千歳市・岩崎愛彦)
A2・学級だよりになぜ美術を学ぶのかと書いてみたとか、参観日のための親向
けの資料をつくってみたとか(千歳市・提案者・山崎)
A3・新題材の生徒作品展示(制作シート添付)と共に、その題材設定コンセプ
トを大きく掲示して、内容を理解していただきやすくします。(秋田県・黒木)
A4・美術室や職員室に掲示しようと思います。(明石市・魚住東中・クワムラ)
A5・11月1日を目標に参加します。プランはこれから(埼玉県・田尾)
A6・10月26日~11月5日まで、全園児の絵を園内に展示予定です。
保育室内ではなく、廊下・ホールなど、たくさんの皆様に見ていただけるよ
う展示します。もちろん、コメント付 (北海道・篠路光真幼稚園・北村)
A7・校内に作品を掲示して、教科の中で美術の大切さを語る
(北海道伊達市・伊達中・武田)
A8・校舎内に少しずつ提出された作品を掲示し始めました。勤務校にとって,
これはとぉぉぉっても画期的なこと!生徒たちが,壁面に掲示されている作
品を見て,あれこれ話をしています。この生徒たちと作品との関わり。
大事にしたいです。(宮城県・hakusukeブログより)
A9・参観日に向けて、校内に生徒作品を一面に展示して、美術の大切さを親達にアッピール。
(北海道石狩 江別・井上)
●●B
B1・11月8日にAPAの「美術授業にカメラ」が来てくれることになりまし た。
市や地域にも紹介して、美術の授業を通して子どもに何が育っているのかを、
大いに宣伝しようと思っています(函館市・木村)
B2・まずは現時点で子どもたちが「美術」の存在をどう受け取っているか,
意見を吸い上げることから初めてみます。そこから何かみえてくるかな?
(埼玉県・有江真希)
●●●C
C1・プロジェクター・プロジェクト(通称プロプロ:命名BY山造研窪田事務局長)は手軽でアピールの可能性十分 (山梨県・鷹野)
*子供たちの取り組みの様子を、街中のビルの壁面に大きく映し出すプロジェクトです。
C2・「各地の名所や観光スポットで全国同時多発写生大会」(岡山市・つじ)
C3・「町のメインストリートの上に通行人のシルエットをチョークで残す」
(岡山市・つじ)
C4・「タイムリミットを決めて行き交う人に参加してもらって人文字制作(写真
を記念に差し上げる)」(岡山市・つじ)
C5・「運動公園などで一人一葉、落ち葉にメッセージを書いてもらったもので巨
大なアースアート制作」以上(岡山市・つじ)
C6・千歳市公民館で「飛び出せ北斗中美術展」開催・期間 11月3日〜10日
千歳市公民館との連携により公民館の自主事業として開催 期間中は休みなし
11月6日午前10時より一般や保護者の方 を対象にギャラリートークも実施(千歳市・山崎)
C7・市役所のロビーに映写できるように交渉してもらうようお願いしてい
ます。段取り的には、アートクラブグランプリの周知活動の一つ
(堺市・泉谷守衛)
C8・鎌倉なんとかナーレに参加したり、旅するムサビもどこかにいったり、その
翌週は全高美工研に参加したり、所沢で研究授業をしたり。(東京・三澤)
C9・10月30日,31日に美術部校内作品展を開催。地域の方々に作品発表
(明石市・魚住東中・クワムラ)
C10・市民芸術祭で,ちょっと(ちょっとだけですが・・・)アピールします。
(宮城県・hakusuke)
C11・地域:秋田県にかほ市象潟町
会場:北都銀行象潟支店 http://p.tl/sKtV
実施内容:1年と3年の美術の授業題材作品「チョーク・アート」「新聞紙・アート」の紹介です。
チョークや新聞紙を使ってどんな表現が可能か、アイディアの展開方法を学びながら生徒相互の交流などにより作品が作り上げられていく題材です。(と言っても極々シンプルな授業です・・・) 立派とか上手などを目指したものでないため、見ていただく方々に分かりやすく意図を掲示したいと思います。
(秋田県・黒木健@秋田県立仁賀保高等学校)
●●●●D
D1・11月4日(木)兵庫県立美術館の学芸さんを招いての出前授業
4年生全員が美術館ってなんだを体験します。
11月6日(土)そのお返しで図工科研究会のメンバーが県立美術館にお邪
魔してギャラリートークの実習&ディスカッション(兵庫県・穴)
D2・《川越市立美術館 図工・美術教育わくわくフェスタ》
■日時:11月3日(水・祝) 10:00~15:00(公開)
■内容
(1)美術館発見!わくわく探検アートツーリング(仮称)
アートマップを使い、親子や子ども同士で美術館を探検するセルフ
アートツーリング。
(2)アートでつながる「わくわくわーくショップ」(仮称)
※ボランティア企画申し込みなし、その場で参加し自分もつながりの
一つになるアートワークショップ。
(3)子どもたちの立体作品展示(野外造形展 ※雨天時は館内)
学校の授業で作った子どもたちの立体作品を美術館、博物館前のスペ
ースに展示。■すべて誰でもOK!申し込み不要・参加費無料
(川越市・田中晃)
●●●●●E
E1・図工科研究会としての実践記録冊子の作成。(兵庫県・図工・美術かわら版)
E2・A4のチラシをつくってみるというのはどうでしょうね。チラシはサイトか
らダウンロードする。カラー版と白黒版をつくり、各地で印刷することを配
慮する(千歳市・提案者・山崎)
E3・全国共通で、必ず入れる「図工・美術の日」マークのようなものがあれば。
「図工・美術の日」マークを子ども達がデザインするとか
(青森県・andre-candre)
E4・「子どもの作品を家に飾ろう」キャンペーンを展開するのはどうでしょうか。
出来れば額に入れて玄関やリビングなど家族や訪れた人が見える場所に大切
に展示するのです。(東京都・全造連・永関)
E5・いっそのこと授業で額をつくってしまうのはどうか、と考えています。
子どもがつくった額にその子の絵を入れて家庭に返却する。額に絵を入れ
る、のではなく、額に絵を描いたらどうかな(埼玉県・田尾)
E6・・それぞれの立場でできること。
・ 全国共通でできる些細な取り組み。の、二通りで動きたいものです。
個人的にはやっぱり、山梨造教研の「北口プロプロ」の様な事をやりたいと思っていますが・・。(東京・鈴木)
(記事初掲載 2010年10月23日)