図工美術教育の日(報告21) 東京・埼玉(寄稿)作品展で子どものトーク |

東京の石垣文子先生からの報告です。(以下、石垣さんからの報告です)
私の取り組みは二つありましたが、どちらも特に大それたことはしませんでした。
一つは、川越美術館の図工美術わくわくフェスタに参加しました。
この写真が私が展示したところです。

たまたま見に来てくださった知り合いの先生に、立体を写真にしてそれをまた、文章で解説するのはとても楽しいとおほめの言葉をいただきました。
フェスタも盛況で一回目としては大成功ではないでしょうか?
二つ目は、私がいっている、瑞穂第一小学校の展覧会で、特別支援学級の子どもたちとギャラリートークをしてきました。
私は、講師なので、展覧会では、子供たちと一緒に鑑賞する機会がないのですが、今回初めて、展覧会場でギャラリートークをしてみました。
クラスを二つに分けて9名ずつで行いました。
展示場では、いくつかある自分の作品の一つを、みんなに説明してもらい、鑑賞者の質問や感想を発表することにしました。
(この時のビデオを添付したかったのですが、顔が出ていてどうしても出せそうにありませんでした。)

普段あまりしゃべらない子も緊張しながら、発表していました。
また、自閉症で、会話の中にオウム返しが多い男の子も、3人目の質問には、自分の言葉で返事をしていました。
それを聞いて担任の先生は、ものすごく感動している様子でした。

また、不登校気味で、クラスになじめないでいる2年生の男の子も、他の子の作品をじっくり鑑賞して最後には一人で手を挙げて、質問をしていました。
これも、担任の先生方はびっくりしていました。
私にとっての今回の大きな収穫は、担任の先生方に、ギャラリートークの素晴らしさが大いに認めていただけたことでした。
これからも積極的に展覧会に出向こうと思いました。(休み返上になりますが・・・・)
添付の写真はその時のひとコマです。