「驚くべき学びの世界展」(その1) |
展覧会場では、レッジョの子どもたちが学んでいる様子をビデオで紹介していました。合計すると5時間を超えるものです。
このビデオは2日間に分けて、すべて見ました。中には2度、3度見たものもあります。短いもので3分程度、長いもので30分程度。2日間でトータル8時間もいました!(入場料を1000円払えば会期中は何度でもいけます)
本気で勉強になりました。そして夢中になりました。確かな手応えありです!

さてこの展覧会のビデオの中で このレジョエミリアの教育の考え方の基礎をつくったローリス=マラグッツィの1993年のインタビューの言葉を紹介します。(彼が亡くなる1年前の収録です)
「私たちは、子どもは自ら知性を構成し、生み出していると信じるべきです。
もし私たちがこのことを受け入れることになれば、子どもへのかかわり方の多くを修正することになるでしょう。多くの言葉も。
そして学校もまた 子どもに見合うように変化するでしょう。」
(山崎の感想)子どもが活動しているビデオをよく見ると、マラグッツィ氏の言ってることの意味がわかってきます。
私は、優れた美術教育のビデオを見たのではなく、子どもが成長して行く過程の中でアートが大きな役割を果たしているということを見てきました。
マラグッツィ氏の以下の言葉も強く共感します。
「子どもたちは生まれながらにして探究者なのです。」
「探求したいという情熱や願望は、あらゆるものを準備します。」
(山崎感想)このブログで何度も紹介してきたカーソンの「センス オブ ワンダー」に通じるものがあると思いました。見てきたビデオには子どもの探求活動のさまざまな場面が見えました。
《関連記事》
☆レッジョ・エミリアの教育
☆「驚くべき学びの世界展」(その2)

教師も学校も変化したいですね。探求者たちとともにある教師。探求者のために開かれた学校。
やめた者が言っても、説得力無いなあ。でもそう言おう。

今,白いもののバリエーション。授業でも取り扱っている題材なので,ワクワクしながら読みました。
会場のビデオは5時間ぶんあります。私は2日もかかってしましました。そうそう、期間中は一度券を買うと、何度でも入場できます。(ただし、本人だとわかるものが必要ですけど)

今日はひとまわりざっと見て、明日は集中鑑賞とします。

頭の中でいろんなものがガンガン動き出しています。


あと3時間我慢。我慢。(ノ-_-)ノ