屏風のレプリカが生み出すもの

屏風のレプリカが生み出すもの_b0068572_20591817.jpg私の学校には「茶の湯サークル」というのがあります。
 昨年「紅白梅図」のレプリカをつくり、校内外での反響が大きく、今年も屏風づくりに取り組んでいます。
 美術室でつくっていると先生方も顔を出してくれたりします。これがとってもいい雰囲気です。
社会の先生は、この作品を実際に見たとき、気がついたら長い時間見ていた事、なんだか平和な気持ちになったこと、そんな話もしてくれました。
 さて、このレプリカは近くの小学校で飾られたり、地域の方々も交えてのお茶会の席の背景に用いたり(贅沢な気分になります)、街かどコンサートでも紹介したり、いろいろな場面でいかされています。
 私としてうれしいことは、生徒がこのような屏風の存在を感じとってくれることです。それは、大きな意味を持っています。

《関連記事》

 ☆屏風つくっています
Commented by fuchu at 2011-06-21 00:34
山崎先生

共同制作で大きな作品を手がけた“後”、どのようにその作品を活(生)かすかが、生徒にとってとても大事ですね。それによって、生徒と社会、生徒と学校外の人々だけでなく、生徒と作品、生徒と生徒にも新たな繋がりができるように思います。そして、そのような活動を想定して共同制作に取り組むのは、彼らの創作意欲を刺激することでしょう。
作品を活(生)かすために先生がされているであろう準備を含めて、とても参考になります◎
Commented by yumemasa at 2011-06-21 06:36
ありがとうございます。そうなんです、いろんな つながりが うまれます。今は、何だか どんどん 動き出しています。この屏風パネルはご寄贈いただいたのですが、とっても軽く、持ち運びが楽です。
 前回の紅白梅図は 硬質発砲スチロール(商品名「ウッドラック」)でつくったので、これも簡単の持ち運ぶ事ができます。これもメリットです。
 そもそもは旭川の先生方が発砲スチロールを使って、鑑賞用のレプリカをつくっていたことを参考に取り組んだものです。
http://iart.main.jp/cn04/pgcn0408.html
Commented by yumemasa at 2011-06-21 06:45
(補足)実は、私が取り組んでいる事は、いかにさりげなく出来るかをポイントにしています。極端な話、山崎君でなくても出来ますよ、というものをいつも心がけています。
学校の教師が取り組むべきことは実に、たくさんありますから。無理なく出来ることでないと、続きませんから。
Commented by 井上 哲義 at 2011-06-21 10:11
茶の湯サークルの取り組みとてもいいですね。微笑ましくなる取り組みだと思います。共同で作る屏風が、茶の湯サークルの空間を演出していくんですね。発砲スチロールという軽い素材が、身近でとても取り組み安いと思います。共同制作の喜びや達成感は個人制作とは、また違う良さがあります。山崎さんの学校は、どんどん新しいものにチャレンジしていきますね。日本の美、空間への意識、環境づくりへの意識、子ども達に自然体で無理なく取り組ませ、育てている姿がいいんです。地域と結びつく活動です。
Commented by fuchu at 2011-06-21 16:32
「無理なくできること」,とても大切な観点だと思います。他の人が圧倒するような活動も,確かに凄いですが・・・。「自分もやってみよう」と乗り出せる,追実践可能なものを発信していただけることは,我々みんなが美術教育を高めていくうえで重要です。そこから,「私の学校ならこういう繋がりがつくれる」といったオリジナリティへも発展できると思います。
作品を制作した後,どう新たな学び・繋がりに展開できるか。教員のコーディネイト力が試されるところです。その上で,山崎先生の発信されるご実践からは,勇気やイマジネーションを頂けます。
Commented by yumemasa at 2011-06-21 19:14
井上さん、わかっていただいてうれしいです。そう、無理なく、自然にやっています。生徒たちは活動を楽しんでします、
それにしても、井上さんには、いろいろ価値づけていただいて、感謝です。価値づけるというのは私の得意なところなんですけど…今度は、それを井上さんにしていただいて、うれしいです。
Commented by yumemasa at 2011-06-21 19:55
fuchuさん、実は私は、これまで学校に泊まり込みながら仕事に没頭するようなことをずっとしてきました。それこそ、頑張っていました。仕事がおもしろいですし。しかし、父親になり、そんな自分がかわってきました。
何かやって「それは、山崎君だから出来るんだよ(膨大に時間をかけることも含めて)」的なところもあったと思います。
自分のしたことが、あるいは学んだ事が一般化できて、先生方や子どもの役にたつのであれば、こんなにうれしいことはありません。とてもありがたいコメントです。うれしいなあ。
by yumemasa | 2011-06-20 21:02 | Comments(7)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30