教育全体の中での美術教育を考える |

読者は、美術教育を中心に考える方ではありません。だからこそ 書かせていただきました。
「美術教育の価値」を伝えるためには、子どもがそのよさを保護者に伝えることが第一でしょう。さらには校内の仲間、地域、教育界全体へ、そして世論。それらが対象であり、方法は様々です。
その一つにこのような執筆もあるのだと思います。
この執筆をきっかけに鑑賞授業に興味を持っていただける方が一人でも二人でも増えたらと思います。
そして美術教育関係者は教育全体の中で美術教育について考えていきたいと思っています。
ところで この「授業づくりネットワーク」がすすめていること、学ぶ事は多いです。
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☆学びのしかけプロジェクト
☆授業づくりネットワーク
けど企業の会議を良くするようなタイプのものが多いので(それでも大変役に立ちますが・・・)学校の授業向けに書かれた本となると読むのが楽しみになってきました。
これはもう即購入ですな。
私も上條代表にお誘いいただき、協同学習について学び合う「ケーガン勉強会ML」に参加させていただいております。今週始まったばかりなのですが、1月の大会のときに山崎先生が書いていらっしゃった「会っていきなりトップスピード」との表現がぴったりの、極めて内容の濃い議論がすでに展開しています。校種・教科・領域を越えた「越境性のある学び」が実現しています。

7月の全国大会では、私が担任するクラスで鑑賞の授業が行われます。3年前、山崎先生から「対話による鑑賞」を教えていただいた時に「学級づくりや特別活動と深く関係している」との議論をした記憶があります。時を経て、全国の先生方に「関わり合う学び」を通して育つ子ども達の姿を見ていただけること、とても光栄に感じています。

またもたくさん書いてしまいました。すみません。滋賀に出向くことはできませんが、来月の札幌で、沢山の美術の先生方から学ばせていただけることを楽しみに待ちたいと思います。では失礼します。
そして、この「学びのしかけ」授業づくりネットワーク。うーん、こんなことってあるのかなあ、それほど驚いています。おもしろいし、楽しいですね。