まる一日の授業公開
2011年 12月 19日
1時間目 1年生「自分を描く」
2時間目 1年生「対話による鑑賞+画集の鑑賞」
3時間目 3年生「自分という人間の存在証明」導入授業
4時間目 2年生「あかりの授業+カメラ+まとめ」
6時間目 3年生「自分という人間の存在証明」 さて、今回実施した「まる一日授業公開」については石川さんは何度もされているとのこと、すごい!私もこうした一日中授業公開の一人研究会というのも考えましたが、人が集まらなければとか…研究発表の準備とか、指導案とか…そう思って結局やりませんでした。
で、今回は指導案もなく、ありのままの普段の授業を見ていただくだけでしたので、抵抗感なくできました(でも美術室掃除はしました(笑))。で、実際にやってみて勉強になると実感しました。刺激になります。もっともっとよい授業がしたいと改めて思いました。
私が授業で大切にしていることのひとつに、その授業の価値を子どもに伝えるということです。そこに共感したならば、子どもは力を発揮します。その一番象徴的なのが「3年生「自分という人間の存在証明」導入授業です。1時間、私がプレゼンをする(話し続ける)という特殊な授業です。ここに強い興味を持っていただいて なぜか ほっとしました。石川さんによると生徒への「価値のインストラクション」ということになります。授業のあり方を決める本質的なことです。授業の方法論が先行するのではなく…。
自分の中では 私にとってよい研究会でした。それは子どもにかえっていきます。
《関連記事》
☆中学生の授業を6時間参観(その1)
☆私の授業について(石川晋さん)
昨日、石川先生の「絵本の読み合い」ワークショップを体験し、石川先生の口から直接、山崎先生の「導入プレゼン授業」のことをお聞きしました。これから学ぶことが、生徒の未来にとってどんな意味があるのか、自らのライフヒストリーと重ねて山崎先生が生徒に訴える様を、熱く再現する石川先生の語りに思わず会場から拍手が湧いていました。
石川先生は「切実さ」がキーワードだとおっしゃいます。(以下は関連記事)http://suponjinokokoro.blog112.fc2.com/blog-entry-1106.html 「方法論」よりも、「価値」や「目的」といった「本質論」が先行する学びを、さらに子どもの側に立って追求していきたい。久々に石川先生とお会いして、合わせて山崎先生の記事を拝読して、その思いを新たにすることができました。
石川さんに来ていただいた事はたいへん大きなものになりそうです。きのうは9時間も一緒でした。刺激になります。
そうですか、石川さん、紹介してくれたんですね。うれしいなあ。石川さんの一日公開、気になるなあ。