中央教育審議会教育振興基本計画部会でめざす教育の姿を示す

 12月9日、中央教育審議会の教育振興基本計画部会というところが、「第2期教育振興基本計画の策定に向けた基本的な考え方」というものを公開しました。おそらく次の指導要領改訂のための資料になっていくでしょう。年内にこれを整理し、来年度基本計画本文、答申をつくり、さらに来年から各部会で具体的な論議を進める計画だそうです。(教育振興基本計画部会(第13回)配付資料より)

 美術教育についても、このようなことを とらえながら その 在り方を考えなければならないでしょう。例えば、「今後めざすべき教育の姿」をもとに、考えてみるなど。
 美術教育の存在理由を示すとき「中央教育審議会の教育振興基本計画部会」から出される文書を根拠にすることも必要ですし、また逆にこれまでの美術教育で培ってきたものからの提案もできるはずです。また今後めざすべき教育のための新たな実践も。

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 2006年2月「審議経過報告」が、出され、意見を出すときには手遅れに近い感じを受けました。もう、こうはなりたくはないです。ですから、はやめの取り組みをしなくては…。
2006年に取り組んだように、概要ではなく、本文をしっかり読み込み考えることが必要だと考えます。これから5年という数字が示されています

 ☆審議経過報告を読む(その1)学校教育の目的と美術教育

(山崎追記)「図工・美術作品展」の会場で、子どもの絵の見方など解説リーフレットやパネルなどでを示すことは必須事項ともいえるものと思いますが、それに加えて、中央教育審議会の文書を根拠とした授業の紹介なども考えられそうです。
Commented by at 2011-12-22 16:24
今後の日本がめざす教育の方向性がこうやって決まっていくんだなと感じながら読みました。この方向性の是非について判断していくことは非常に困難なことですが,こうした指針をまとめておられる方々のご苦労を察しました。そして,改めて思ったのが,わたしたちが「美術による教育の必要性,復権」を訴え続けいく時,必ずこうした大きなワク,方向性の中で,「美術による教育」の役割についてしっかりと認識される成果を示さなければならないということです。内側からの視点・主張だけでは,何も伝わらないどころか,危機的状況から自滅的状況に追い込んでしまうような気がしてきました。①わたしたちの携わる「美術による教育」は,あくまでも公教育の一部を担っているということ。 ②「美術による教育」でめざす人間像は,公教育でめざす人格形成に合致していなければならないということ。 ③めいめいが独自の美術教育論をもって議論することは大いに結構だけれども,何でもかんでも中教審に送ればいいというものではないこと。要するに一貫した主張が必要だということ。等について,ある程度は共通理解・認識していくことも必要なのかなと感じています。
Commented by yumemasa at 2011-12-23 07:28
辻さんのご指摘、内側の視点からの主張、つまり教科エゴととらえられたら、それはダメでしょうね。特に辻さんの「③めいめいが独自の美術教育論をもって議論することは大いに結構だけれども,何でもかんでも中教審に送ればいいというものではないこと。要するに一貫した主張が必要だということ。等について,ある程度は共通理解・認識していくことも必要なのかなと感じています。」というのは心しないといけないことですね。
さらに、この「第2期教育振興基本計画の策定に向けた基本的な考え方」に対して美術科ではこうできます、ということを提案していくような姿勢が必要ですね。
by yumemasa | 2011-12-22 01:40 | Comments(2)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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