作品解説(キャプション)のつかない美術展 |
「Mite!ね。しまね」

そして案内には次のように書かれています。
島根県立石見美術館では、アメリア・アレナス(元ニューヨーク近代美術館教育部講師)をゲスト・キュレーターに迎え、「mite!ね。しまね」展を開催します。…(中略)…去年とは違う展示方法により、コレクションの新たな魅力を見出していただければ幸いです。
まずは作品をよくmite(みて)!そこからはじめましょう。
(山崎感想)「対話による意味生成的な美術鑑賞」略して「対話による鑑賞」、これに取り組むようになってから、美術館での私の作品の鑑賞態度が変わりました。作品を以前より、もっともっと主体的な楽しく見ています。美術館で鑑賞を楽しむ私を見ている妻が、私の変容を強く感じていました。
もちろん、授業も変わりました。子どもが鑑賞して学ぶその内容も変わりました。明らかに美術作品を身近に感じています。
「第7回 鑑賞教育フォーラム」でのお話ですが 美術館でこのキャプションを外して展示したりすると クレームもあると聞きました。
島根では『キャプションがない?』ってことを売りにしています。なるほど!
なお、子どもの絵の作品展では「教育」という側面「美術教育の価値を伝える」という視点から、子どもの コメントを添えることを 大切にしています。