子ども視点で描くということについて考える |

小学校高学年で時々透視図法を取り入れた授業を見かけます。そういった授業から見ると、この表紙の絵は稚拙なものや指導不在とうつるでしょうか?
子どもが絵を描くという事は、どういうことなのか そんなことを考えさせてくれる絵です。「初等教育資料」の子ども言葉や「解説」も是非お読みいただければと思います。なぜ、この絵を描いたのか、子どもの言葉を知ると、ますます「そうだよなあ」と思います。
ちなみに、私は授業の中で透視図法を用いて描く授業はしていません。最初から透視図法を使うというフィルターをかけると 無理して自分の描くべき主題を見つけなければなりませんから。
透視図法を使うのに効果的な場面があれば、個別で紹介するという方法をとっています。