入学式・卒業式の装飾(その2)

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卒業式・入学式のステージ装飾です。



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↑これに似たものを試みようという場合は、必ず白の線を入れてください。それを入れないと くどく、どぎつくなります。白や黒(式には不向きでしょうけど)の線で色の調和を生み出すためのものを「セパレーション」といいます。
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↑色の紙をつくっています。これが楽しくてたまらないのです。
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↑大きな画面の上で絵の具遊びです。でも色あいは考えているんですよ。
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↑このピンクは赤と白を混ぜても出来ません。濁った色になっていまします。ここではサクラのニューカラーという商品を使っています。
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↑刷毛、スポンジ、ブラシなどを使って、色々な試みをしています。刷毛の動き、スピード、絵の具の濃さ、重ねなど、描いた本人のつもりで ご覧ください。
Commented by 黒木 健 at 2012-03-22 04:34 x
ありがとうございます! このように実際の画像を紹介していただくことで、自分の学校では何ができるかアイディアがふくらみます。校種で多少の可能性の差はあれど美術で何ができるかとても良いきっかけとなります。
Commented by yumemasa at 2012-03-22 05:53
黒木さんに、そう言っていただけるとありがたいですね。実はこのブログで検索のキーワードでけっこう多いのが、「卒業式 入学式 装飾」なんです。それと「酒井式」。
Commented by すずきひとし at 2012-03-22 08:10 x
この、卒業式に向けて、卒業生が、在校生が、いろいろな取り組みをして盛り上がって行く過程がいいんですよね。卒業生の教室や廊下や階段や玄関や、卒業式会場へのアプローチの装飾や・・・。そして、そこに美術が大いに関わっていく。授業でやって来たことが、さりげなく活用されたりしていくのが、またうれしいですよね。
東京では、もう何年も前に、「子どもの作品を式場の壇上に飾ってはならぬ」という、とんでもないお達しが出て、それ以来、どこの学校の式場からもアートは消えてしまいました。子どもを主体とする卒業式ではなくなってしまったのです。なんという時代でしょう。歌をうたう口元までチェックの入る時代になってしまいましたからね。私の最後の卒業式に、壇上に子どもたちの作品を飾る事ができたのは、奇跡だったんです。
Commented by 井上哲義 at 2012-03-22 09:38 x
とても心温まる風景ですね。卒業生と在校生の中に、思いやりの気持ちが溢れています。進路に向かう三年生への思いやり、残る在校生に対する思いやり、そんな暖かい空気が卒業式前の準備期間には流れます。生徒が、教師が心を一つにして卒業式を演出していきます。ステージバックの作品、素晴らしいです。制作のプロセスが楽しそうでいいですね。それぞれが色の構成を考えながら、試行錯誤しながら、完成に向かっている所がいいですね。まるでポロックの制作行程を見ているようです。行事の中で、美術教育で生かせる事
、まだまだあります。アートは思いやりの気持ちが溢れているものですね。まさに、生徒たちとの共感の中に、アートがある。無関心ではいられません。山崎さんの実践とても良く、これからの取り組みに可能性を開いてくれます。アートがとても元気です。
Commented by yumemasa at 2012-03-23 06:18
すずきさん、東京では壇上の子どもの作品を飾れないというお話、悲しいですね。マスコミでは 卒業式と言えば 子ども不在で 口元チエックの是非。大人がダメすぎます。生徒のよさに気がついていない。そりゃあ 成長過程ですから 未熟なこともあってあたり前です。でもその年齢だからこそ できることあるはずですよね。「ゆとり世代」とか「中2病」とかそういうラベルをはって 子どもを見る視点をすごく 狭くしている。だから 私は 子どものよさを見つけて 発信していきたいと思っています。で、鈴木さんのコメントがブログ記事に付加価値をつけてくれています。ありがたや!
Commented by yumemasa at 2012-03-23 06:24
井上さん、立派なステージ装飾を見る事もありますが、子どもが作業員にならないということを 大切にしましょうね、という発信でもあります。それから 簡単に 出来ますから よろしれば どうぞ真似してくださいという つもりです。 発信したら 私のところに 問い合わせが来ました。ありがたいです。この装飾は 井上さんが 言われるように ポロックというか 絵の具遊びというか 本気で色を 絵の具の感触を 仲間と共に味わっています。だから いいんだと思います。
Commented by すずきひとし at 2012-03-23 06:54 x
よく見たら、ステージの装飾で切り抜いた人型が、窓に貼られているよね。卒業する一人一人がモデルになってるのかな?
この作業している風景がいいんだよね。子どもたちのアトリエだ!
Commented by yumemasa at 2012-03-24 20:14
子どものアトリエ!いいですね、そういう感覚。
Commented by えばらただし at 2012-03-25 04:20 x
 儀式、堅いイメージで立ち入ることなど考えていませんでした。でも入学式も、卒業式もお祝いのセレモニーです。北斗中学校の活動をみて美術部の出番であることを感じました。先日、ポロック展を美術部生徒と共に鑑賞してきました。
Commented by yumemasa at 2012-03-25 07:18
えばらさん、装飾の活動、美術部ならもっと深めることが出来ますね。きっと。制限があるならば、式の会場外でもいいかもしれないですね。いいなあ、ポロック。
by yumemasa | 2012-03-22 00:04 | Comments(10)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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