「学校における美術鑑賞のかたちと実践」
2012年 05月 07日

この実践集やDVD(授業映像)を見て、読んで、考えると それはまるで良質な研究会に参加しているかのようです。
2003年に実施した鑑賞教育に関するアンケート(日本美術教育学会)から見えたものは 鑑賞教育はあまり実践されていないというものでした。鑑賞の授業をしたくても、どのようにすればよいのか、あるいはどんな作品を扱ったらいいのか、といった声がよさられてようです。
そのようなことに応えるための一つの手だてとして「日本・西洋美術101鑑賞ガイドブック」を刊行したのでした。



このような成り立ちから。この実践集は きわめて日常的、実践的な視点からつくられています。






「鑑賞教育の普及」という視点からも この研究成果のまとめ方、構成、など学ぶ事が大きいと思いました。何しろ研究会に行ったかのような感覚になったのですから。
言葉もできるだけ、平易にしかも簡潔にされていることからも、この本のねらいが伝わってきます。下にポスターを紹介しましたが、実際に見てみたかったなあと改めて思いました。
おそらく、新関先生のフループのみなさんは「鑑賞教育の普及」ということを重視されていますから、これで終わりにはしないだろうと期待しています。
個人的にはInSEA(2008年 大阪で開催)で 新関先生が発表されたことが ここにつながっているということに 研究を継続することの強さを感じます。
なんだか、このような構成の研究会がいいなあと、思いました。影響を受けると思います、私。
《関連サイト》
☆鑑賞教育と普及活動(山崎正明)


《関連記事》
☆InSEA レポート 小中学校における鑑賞学習の実態














