『美術館活用術~鑑賞教育の手引き~』テートギャラリー 奥村解説
2012年 07月 03日
↓第一部目次です
↓まず、美術家という概念がどう成立してきたか考えます
↓簡単にまとめられているのに、深い!
↓次に、第2章、美術館って何だろうって考えます
↓第3章では、美術史が一つではないこと、複数あることをおさえます
↓第4章では、美術館が巨大なシステムで成り立っていることをおさえます
↓第3部の目次です
↓第5章、これが「アートへの扉」、鑑賞の発達理論ではなく、鑑賞の活動をとら
える理論。
子どもが何を感じ考えているか、自分の行った鑑賞授業はどこに位置するのかな
どをとらえたり、分析したりする目安になります。
↓第6章は、美術館訪れ方、連絡の仕方からモデルケースまで、分かりやすく書か
れています。
↓第7章は、2つの作品を使って、いろいろな教科でアプローチします。
↓第8章は、様々な活動集、すでにここから「背中合わせ鑑賞」「なりきりアーテ
ィスト」などの実践が生まれています。
↓「アートへの扉」「訪問計画書」と二つの付録も付いていてお得な感じ。
(山崎感想)奥村さんに画像をお願いしていたら、翌日このようなメールが届きました。彼がこの本の写真を撮影し、データを取り込み、解説を加えて、データを送信する。「よい本だから」「日本の子どもたちのために」(大人も)一人でも多くの人に読んでほしい、という願いが込められているのだと思います。
奥村さんは、自分の本じゃないから思い切って薦められるって言ってました。わかります。