人の心を動かす形
2012年 07月 13日
中学生って反抗期なんて言われたりもするけれど、こうした制作を見ていると、その子の持っている優しさが出る。教室の雰囲気はとても和やか。それは粘土とテーマがつくるものだろう。
「粘土、おもしれー」「なんか、幼稚園のとき、思い出すー」「一日中、やっていたい」
言葉や態度が悪いことを教師はアタマごなしに叱るけれど、
その子のその時のアタマの中に何が起こっているのかにも興味をもってみようかなと思います
図工の作品や色にその子の状態が現れること、今更ながら納得しています
そうそう、日頃態度が悪くて、注意されるような生徒も、この制作のときは、素直に照れずに自分の思いを表現しています。
私たちが大切にしたいのは作品そのものじゃないのでしょうね、あたり前ですが、つくったその子であって、その中で生まれているその子の様々な学びであったり、思いであったり。
なるほどです。
小学校の場合は様々な教科や生活まるごとを通して、その子を大切にします。そういう、当たり前のことを忘れそうになることがあります。
山崎先生の授業を見て以来、図工の時間の豊かさをより一層感じられるようになりました
作品を見るんじゃなくてその子をもっと見ること、面白がること、もっとやりたいです
一人一人は大切な存在ですもんね。図工や美術は本当にそれが見えてくる。なのに、基礎基本の習得と称して子どもの「今」を奪っているようなものもありますね。30年前の私はそうでした。熱心にはやっていましたが、その頑張る方向が違っていたのです。
広木さん、互いに受信力を高めて行きましょう。そして子どもに価値ある提案をしていきましょう!