先日、私の学校で取り組んだ「総合的な学習の時間」の「授業改善」は非常に面白いものでした。一つの指導案をもとに同じ授業を4クラスで連続して行いました。中学校では教科担任でやるため、このような機会は非常に貴重です。
一時間目の授業をたたき台にどんどん改善をしていきます。クラスの実態もありますし、教師の持っている個性もありますが、それを越えて、「改善すればよくなる」を実感しました。生徒への発問、支持、板書、資料提示のタイミングや順序、時間配分、条件付け、教師の立ち位置、声、表情、評価の言葉、視点は多岐にわたります。
授業が終了したら、すぐに次の時間に授業をやる教師と簡単に授業改善について話し合う訳です。1時間目より、2時間目、3時間目とよくなっていくわけです。これは実感できて非常におもしろかったです。学年の教師みんなで取り組むよさです。
みんなで「授業改善に取り組む」ことのおもしろさを実感しましした。特に次の時間の授業に向けて、どこをどう直すか、発展させるかって視点で見て、実際に変わっていくわけですから。