卒業制作について(その2)

 ふと、思います。私の娘が中学生の頃、もし私と同主旨の授業で卒業制作をしていたらどんな表現をしていただろうと?
娘が中学校最後に描いた作品は自画像ですが、教師の設定した条件が強すぎました。娘も思いを込めるまではいかなかったようです。そのときの娘でなかれば描けないものがあったと思うからです。教師の出した課題をこなしたという自画像でした。

卒業制作について(その2)_b0068572_9475570.jpg

 娘が私の授業のことを知って「父ちゃんのような授業受けたかったな」って言いました。
でも、若い頃の私の授業なら娘はそう、言わなかったでしょう。一生懸命描いたとは思いますけど。


Commented by ジェリー at 2013-11-24 15:08 x
わたしも受けたかったです!
でもその当時のわたしなら途方にくれたに
ちがいありません(ー ー;)
Commented by yumemasa at 2013-11-24 21:08
この写真見てください。途方にくれるまでは、いかないでしょう。自分を見つめる、自分を発見する、そんなきけっかけがたくさんあります。けれど、迷いますよ、生徒は、そこがいいのです。
by yumemasa | 2013-11-24 09:45 | 美術の授業(山崎) | Comments(2)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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