卒業制作について(その6)
2013年 11月 24日
けれどこのときの私の授業改善は生徒の「学び」という視点よりも、「意欲」のことを優先で考えていました。
どのような題材を設定するか、教師の責任は大きいです。「題材設定の理由」が、大事なのは、その総和が「美術教科設定の理由」になっていくからです。
果たして若い彼らに授業を通じて何かを感じてもらえたのか、何かを伝えることがらできたのかに向き合う時間ともなるのですね。ワクワクドキドキしますね(*^^*)
やっぱり、折角の卒業制作なんだから自分の好きな素材を使いたい、ってのはあるでしょうし。
教師としては、色々な素材を使いながら、授業としての筋が通っていれば良いのではないかと。
例えば『この素材がなぜ好きか?』と問いかけられたら、どうするのでしょう?
私が先生の生徒ならば、これを聞かれるような気がいたします。
なんとなく、色々な素材の中から『どうしてこれを選んだか』という事を考えることも大事なような気がして、先生だったらそういう事を聞きそうな気がしたので。
『自己表現』ってのはQ&A、トライ&ドエラーの連続でもありますから、中学生の多感な時期にそれを実地に体験するのは貴重ではないかと。
そういう意味でちょっと余計なことを書いてしまいました(苦笑)