広げる研究(その2)〜3月8日「楽しい図工を!」開催
2005年 03月 14日
牛の絵や木の絵、野の草花、春の風景などすべて身近な題材です。授業の中での教師の具体的な言葉がけとともに、それぞれの絵について子どもの様子(思いや表現の意図、あるいは主題)がくわしく語られました。
この一人ひとりの子どもの思いの部分は指導書や指導案ではどうしてもわかりにくい部分ですので、特に貴重な内容と言えるでしょう。
あらためて「表現から子どもの思いを受けとめる」ことの大切さを実感できる場となりました。
今後もこのような有意義な内容を、一人でも多くの先生方に知っていただき、図工の授業がますます充実させていきたいと思っています。
そのような意味で図工美術専門の教師がこのように、専門以外の先生のための「広げる研究」をすすめていくことは非常に大事だと考えています。そういう意味では酒井式やキミ子方式から学ばなくてはなりません。
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★広げる研究(その1)
いつもは集中力がないのに、ワンちゃん先生と木の下で寝っ転がって葉っぱを数えて、(「全部描け!」「え〜!!」というやりとりまで聞こえてきそう。)そんな空気が彼にこの木を描かせたんだ・・・と思う。なんかもう、いつもワンちゃん先生にはかなわないなあ、と思うけど、人の思いを少しでもついでいけたらいいなあ、と思う。伝えたいです。絵はわからん、なんていうのは、つまらないです。とくに子ども時代の絵は。
とても心強いですね。こういう姿勢の方があちこち全国にちらばってるといいですよね。「酒井式」も全部否定する訳じゃないんですよね。いいところは有るんでしょうから、いろんな教え方のいいとこ取りでもっと良くしていけばいいんですものね。応援しています!
忙しい時期にインフルエンザとは、大変でしたね。
渡辺先生のお話楽しそうですね。図工・美術の先生たちは、いつもみなさん個性があっておもしろいと思っています。酒井式・キミ子式、どちらも私はやったことがあります。また身近な美術の先生方からもいろいろ学ばせていただきました。もともとが専門でなかったぼくは、いろんな人からいいところを学んで自分流を創り出せばいいかなあ、と思ってやってきました。そしていつのまにか図工が好きになりました。
当面、美術がわからないと言っている先生に私も仲間とともに支援していきたいと思っています。ただ本業がありますから、なかなか厳しいです。とにかく難しい内容の美術教育論にならないようにしてきたいと思っています。美術の専門の教師だけがわかるような内容ではいけないと思います。ここにコメントして下さっているshihoさんやcobatackさんのように教育関係者以外の方もわかるようなものにしたいのです。
Shihoさんの応援しています!の一言もう、すごくうれしいです。
私の仲間にも以前酒井式やキミ子式をやったことがあるという方もけっこういらっしゃいます。で、そのうち、何か変だぞってことになってくるわけです。そうした経験を持った方は視野が広いんです。そうなるまでに、相当な葛藤をしているわけですから。互いにどんどん学んで大きくなっていきたいものですね。
saibikannさんグローバルになってきていますね。おもしろいです。夢を感じるんです。