学校の先生を目指す人が「レッジョ・エミリアの教育」に出会う |

こうした幼児教育があるという現実と、子供の姿を見てほしかった。大人の関わり方によって、いくらでも、子供は力を発揮するということを知ってほしかったから。
もっと言えば、「子供の力」を知る、ということでもある。このDVDを見ている教室が静まり返る。こうしたものを知っているのと、知らないのとでは、子供に対する見方がまるで違うだろうと思う。理想を持って教育に望むことは、現場に出たときに葛藤が生まれることでもあるが、そこからよりよいものを目指す教師であってほしいと願っている。
このDVDはアートやサイエンスを通して子供が学ぶことについて考えさせられるものでもある。
なお、アトリエリスタとペタゴジスタ、あるいはドキュメンテーション、保護者との話し合いなど教育の本質を考えるうえでも学ぶ事が満載である。
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