「産学官」で美術教育について語り合った画期的な会(その1)
2016年 01月 24日

凸版印刷株式会社の代表取締役会長 足立直樹氏から1900年の会社設立の趣旨に「印刷術ハ美術ナリ」という言葉があり、今も「製品ではなく、作品をお届けしてる」という意識で取り組んでおられるとのことでした。
「印刷博物館」「読書感想画コンクール」の取り組み、社内での「美術」に関する活動など「美術」が大切にされています。
日立製作所役員待遇フェローの小泉英明氏は脳科学という学術的な視点からお話しいただきました。人間が持つ最も優れた能力である「Create the Future(未来をつくる)」 を育むためには、「意識下」を育むことが重要であるとのことでした。義務教育の中で芸術科目はこの意識下を育む上で大切であると話されました。ここを軽視したら後で大変なことになると。
☆小泉英明講演先生 「脳科学と音楽教育」 YouTube
面白法人カヤック代表取締役 柳澤大輔氏は「面白がって仕事をしたい」からはじまり、面白く働くためには「つくる人になる」と話されました。そこで「つくる人を増やす」ということをとても大切しているとのこと。社内で一泊二日でブレーンストーミングをしているという話もされ、なるほどと思いました。美術教育と強く強くつながるお話でした。
武蔵野美術大学教授 三澤一実氏は 図工美術教育を取り巻く状況について、本来の美術教育とはかけはなれた教育も未だになされているという事例(方式によるものや写真を写して描いているようなもの)と各学校における教員の配置の問題など、具体的な数字をあげて、説明しました。その上で、思春期の美術との出会いがいかに大切かを語られ、ご自身の取り組んでい事例を子供の姿とともに活写していただきました。















