
高校の書道担当の先生とお話していて、素晴らしい事例に出会いました。高校生の卒業制作です。自分たちが3年間を通して学んできたことをもとに、自分が取り組みたいものを書くというものです。理想の形だと思います。
この写真の作品は同じ時間帯、同じ教室から生まれてきたものです。



(追記)この記事を読んでくれた私の高校の同期生(教育関係者ではありません)が、この授業は、高校生一人ひとりが自分の大事にしていることを表現できる素晴らしいものであるといってくれました。そして、さらに、高校生が選んだ言葉などを見ているうちに、高校生の思いに触れ、共感したと教えてくれました。その話の後、生きてく上で教育で大切にしなけらばならないことについて話になっていきました。
(山崎感想)こうした授業の作品は 一般的には大人の人の目に触れることはありません。しかし、こうしてご覧いただくことで、今を生きている高校生たちの感性にふれていただける機会がうまれます。 芸術教科を担う先生方は、もっと世間に向けて、授業を通して育まれいるものを発信していくことを大切にしていくべきだとも思いました。芸術教科には単純に数値で比較できない大切なものがつまっています。かつての私のように「芸術教科は大切だ」というだけではなく、社会の方々から「大切です!」って言っていただける努力が必要だと実感しました。