最近、自分で買ったもので、
これほど気に入ったものはVWゴルフ以来か。それは以前から気になっていたモンディーンの時計。究極のシンプルさだ。外装の形は簡単に言ってしまえば、円柱。そしてベルトをつけるための突起もこれ以上シンプルなものはないだろう。そして無塗装で素材の持ち味をそのまま発揮させている。金属のエッジの面取りは最小限。おそらく手に触れても痛くないギリギリのレベル。
文字盤は、このモデルについてはロゴすらない。ほぼ長方形。
そして決定的に大事なこと。それは文字の視認性のよさ。
しかし、機能性だけではない。遊び心も。それは、秒針とリューズと黒革ベルトの裏側の赤。しかし、これが、すごくいい。シンプルでありながら、遊び心があるデザイン。何度も手にしてみとれてしまう。
*中学校美術のデザインの授業〜工業製品のデザインを鑑賞することもきわめて重要。おそらく、この時計を中学生が鑑賞(比較鑑賞が有効)したら、私がここに書いたようなようなことは気がつくでしょう。私は文房具の鑑賞(4人グループで実施)で授業をしていまいした。
娘に、この時計を買ったことを教えたら、「ロレックスとベンツ」じゃなくて「モンディーンとゴルフ」。うまいことを言うなと思った。つくる側や選ぶ側の価値観があらわれてる。