山崎先生から「ブログで道北ブロック大会の記事を書いてみませんか?」とお誘いいただいたので、僭越ながら書かせていただきます。
私は、今年の7月30日(火)に行われる第69回全道造形教育研究大会道北ブロック大会で事務局長をさせていただいております、旭川第二中学校の吉野法行と申します。

もうすでに山崎先生ブログに2回も紹介いただき、とても私たち共々とても喜んでいます。
さて、今回の大会ですが、大会名を「道北ブロック大会」としました。過去数回大会では、上川造形教育研究会と旭川市教育研究会図工美術部が協力して大会運営を行い、「上川旭川大会」と銘打っていました。しかし、今回の大会は、実は上川・旭川だけではなく、留萌造形教育研究会、宗谷地区も巻き込んで、本当の意味での道北ブロックでの大会を実現するに至りました。道北ブロックは縦に長く、なんと!その距離およそ400kmもあるのです!この距離の中にどれほどの学校数があるのかというと、旭川を除いては、それほど多くはありません。
北海道において、いや全国の都会以外の地域にとって、美術教員が少ない中、または図工を研究する人が少ない中、どのように研究を構築していくか?というのは、大きな課題かと考えています。

今回の道北ブロック大会は、その一つの答えになるのではないかと考えています。小規模な都市しかないところに赴任した先生は、研究大会に参加はできるけど、一生大会の運営に関わったり、授業者になることはないという実態があります。そこには、明確な格差が存在します。しかし、小規模な研究組織であっても、熱い志を持った人も多くいます。それらをつなげ、一つにすることができれば、どんなに小さな組織であっても、大会運営もできるし、研究を深めることができるのではないか?というのが、発想の出発点でした。そして、それを今、実現しつつあります。大会運営のノウハウに関して、述べ始めたらキリがないので書きませんが、それらをパッケージ化して次の大会運営担当にお渡しできる形にしています。そうすることで、極限まで省力化が図られ、本来注力すべき部分に力を集中させることができるであろうと思うからです。今回の大会の研究は、新学習指導要領の過渡期ということもあり、注目度の高い大会であると考えています。
しかし、前述の通り、広域な研究組織にあって、どのように研究を進めるべきかというのは、課題でした。そこで、従来通りの研修を進めるかたわら、「ファシリテーター」という授業者にとってのメンター的存在を授業者一人一人に個別に割り当てることで、一緒にファシリテーターと授業づくりをするというスタイルにしました。ファシリテーターの皆さんは、造形教育に造詣の深い大学の先生方達にお願いしました。
【ファシリテーター一覧】※順不同敬称略
山崎正明 教授 (北翔大学)
大橋 功 教授 (岡山大学)
名達英詔 教授 (十文字学園女子大学)
平向功一 教授 (札幌大谷大学)
阿部宏行 教授 (北海道教育大学岩見沢校)
南部正人 教授 (北海道教育大学旭川校)
橋本忠和 教授 (北海道教育大学函館校)
佐々木宰 教授 (北海道教育大学釧路校)
渡辺邦夫 教授 (横浜国立大学)
花輪大輔 准教授 (北海道教育大学札幌校)
岩永啓司 准教授 (北海道教育大学旭川校)
「ファシリテーター」とは、従来でいうところの「助言者」にあたる方々になりますが、その位置づけが全く異なります。山崎先生のブログでも取り上げていただきましたが、授業者と共に授業づくりにも関わっていただいています。さらに、分科会では、最後にご助言をいただくというスタイルではなく、積極的に小グループの話し合いに入っていただき、参加者にとっての学びと議論の活性化を図っていただく予定になっています。そうすることで、授業者にとっては、専門的な視点に立ったご意見を元に授業構築ができるメリットがあり、ファシリテーターの皆様には、授業について深く関わっていただいていることから、分科会において授業者と共に討議をより建設的に深く進めていただくことが可能になると考えています。そして、何より広域の研究組織においての授業づくりにおいて、地域毎の小ブロックによる従来通りの授業づくりと、ファシリテーターによる遠方にありながらも深い知見に導かれた的確な指摘という二面性によって、授業者にとっての学びが深まると考えています。そして、それが研究大会に生かされ、参加者に還元されるというプラスの作用につながると考えています。北海道内の小中学校および私立幼稚園には、一次案内を配付させていただきました。

もうそろそろ届き始める頃合いかと思いますが、届いていらっしゃるでしょうか?この大会は、北海道内のみならず、ぜひとも全国から見に来ていただきたいという想いで構築しています。まだ、一次案内は、1000部以上残っております。ここに送付して欲しいという場所がありましたら、送付先と部数をご連絡いただければ、即座に送付いたします。
今回の大会に向けてのLINE@も開設しています(LINEグループとは違います)。もしよろしければ、お知らせなども配信しますので(ウザくならない程度に)、追加してみてください。

大会情報などは、造形Onlineで発信しておりますので、こちらもチェックしていただけると助かります。