北海道立美術館・芸術館が連携して「アートカード」をつくり、貸し出しをはじめました。待っていました!
北海道の子どもたちが地域の美術館に興味を持つきっかけに。カードで遊ぶ中で、いつのまにかたくさんの作品にふれ、表現の多様性やおもしろさに気がつくでしょう。あるいは、「え?!これ、作品なの?」などという問いも生まれるでしょう。
資料として「作者と作品の解説」(CDデータになっています)と簡単な遊び方が資料としてついています。
しかし、はじめてアートカードを使う人には、わかりずらいかもしれません。
そのような場合には
国立美術館の鑑賞教材「アートカード」を1セット2500円で購入して使い方を参考にするといいでしょう。イラスト入りで非常にわかりやすいです。
アートカードゲームをするときのおすすめは、ゲームが終わったあと「今日のゲームを終えて、一番気になった作品とか好きだなあと思った作品は一点選んでください。」という場をつくることです。その理由(根拠)を紹介しあいます。作品を見ながら、その人の感じ方や考え方を知る絶好の機会になります。また「対話による美術鑑賞」へもスムーズにつながっていくでしょう。
今回のアートカードとは別に、岩橋英遠の「道産子追想の巻」の複製画が、展示スタンドと共に貸し出されています。道内の子どもにはぜひ見せたい作品の一つです。
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