「北海道立美術館のアートカード」貸し出し開始!


北海道立美術館・芸術館が連携して「アートカード」をつくり、貸し出しをはじめました。待っていました!
「北海道立美術館のアートカード」貸し出し開始!_b0068572_08341714.jpg
北海道の子どもたちが地域の美術館に興味を持つきっかけに。カードで遊ぶ中で、いつのまにかたくさんの作品にふれ、表現の多様性やおもしろさに気がつくでしょう。あるいは、「え?!これ、作品なの?」などという問いも生まれるでしょう。
「北海道立美術館のアートカード」貸し出し開始!_b0068572_08343978.jpg




「北海道立美術館のアートカード」貸し出し開始!_b0068572_08335685.jpg
資料として「作者と作品の解説」(CDデータになっています)と簡単な遊び方が資料としてついています。
しかし、はじめてアートカードを使う人には、わかりずらいかもしれません。
そのような場合には国立美術館の鑑賞教材「アートカード」を1セット2500円で購入して使い方を参考にするといいでしょう。イラスト入りで非常にわかりやすいです。
「北海道立美術館のアートカード」貸し出し開始!_b0068572_08350553.jpg
アートカードゲームをするときのおすすめは、ゲームが終わったあと「今日のゲームを終えて、一番気になった作品とか好きだなあと思った作品は一点選んでください。」という場をつくることです。その理由(根拠)を紹介しあいます。作品を見ながら、その人の感じ方や考え方を知る絶好の機会になります。また「対話による美術鑑賞」へもスムーズにつながっていくでしょう。

「北海道立美術館のアートカード」貸し出し開始!_b0068572_08341499.jpg
今回のアートカードとは別に、岩橋英遠の「道産子追想の巻」の複製画が、展示スタンドと共に貸し出されています。道内の子どもにはぜひ見せたい作品の一つです。

「北海道立美術館のアートカード」貸し出し開始!_b0068572_08350237.jpeg
《関連サイト》

鑑賞学習支援ツールの貸出について←このカードの借り方や使い方はこちらをどうぞ。

《関連記事》






by yumemasa | 2019-09-12 08:45 | 鑑賞教育 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明