乳幼児をとらえる大人の受信力を高める〜「科学する心」を見つけようフォトコンテスト

 この写真は、8月30日札幌市立もいわ幼稚園で開催されたソニー教育財団の実践提案研究会で展示されていた「「科学する心」を見つけようフォトコンテスト」のコーナーです。保護者がとらえた写真に心動かされました。子どもが科学に触れて驚いたり、夢中になっている様子が、保護者の短いコメント共に紹介されています。こうした写真を見る側はあらためて乳幼児期の好奇心に満ち溢れた姿に、心動かされます。そして幼児期をいかに過ごさせるかが大切かを実感します。
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そして、親御さんは、写真を撮ることをきっかけに、我が子を見る目が変わるに違いありません。我が子の素敵を発見するのですから。
実は私はこれらの写真をwebサイトで見て知っているのですが、こうしてプリントされて展示されていると、違って見えます。まとめて展示されていると、他の人と一緒に見たりもするので、より一層心動きます。
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「ね、この写真見て、これね、」「たぶん、これって」などという会話と共に、子どもの未来や可能性を感じているのでした。しかもイメージの写真ではなく、コメントによってその事実がわかるのが、すごいのです。

 「センスオブワンダー」の可視化と言ってもよいのかもしれません。

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by yumemasa | 2019-09-12 16:40 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明