(2019年9月23日の記事を再掲載しました)「美術による学び研究会北海道大会」で下郡啓夫さん(数学)に発表を依頼しました。教科をつなげて考えると新たなものが見えてきます。 STEAMもまさにそれです。以下は2019年美術と数学の教師がテオ・ヤンセン展に行ったときのものです。
札幌芸術の森で開催されていたテオ・ヤンセン展には2回行きました。
1回目は、教育学科幼児教育コースの学生と。その時の会話は、まるで生きているかのような動きから受ける感じが中心でした。不思議な感じをたっぷり堪能しました。
2回目は函館工業高等専門学校教授の数学担当の下郡啓夫先生(函館工業高等専門学校教授)と。見方が科学的になっていました。
上の写真は下郡さんが、作品を手で押しているところです(体験コーナーで)。私も体験しましたが、どうしてこのような動きになるのだろうか?という科学的思考が働いていました。
1回目では、そんなに興味のなかった上の展示ですが、どのような構造やしかけから、このような動きになるのか知りたくて夢中になってしまいました。テオ・ヤンセン自身が論理数学的な思考をしているからこそホーリーナンバーが生まれたのでしょう。下郡さんと対話しながらの鑑賞もとても楽しいものでした。
誰と作品を見るかによって作品の見え方が違うということの面白さを感じました。
そしてこれって
「STEAM教育」を考えるうえでもよいヒントになることを二人で話したのでした。
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