中学校・美術の卒業制作「十五の私」 |

ミュージシャンであるアンジェラ・アキが10代の頃、将来の自分へ宛てた手紙を基に作詞作曲した「手紙〜拝啓十五の君へ〜」の2014年版のミュージックビデオを鑑賞。ここでは、歌手だけでなく様々な年齢や業種の人々が、将来の自分へ贈るメッセージを紹介している。ここから、将来の自分へ向けて今の自分を作品にして残そうと投げかける。
何を主題とするかが決まれば制作開始です。まず教室環境として、道具棚にはカッターやハサミ、粘土ベラや食器洗い用スポンジ、粘土板代わりのクリアファイルなどを常備し、制作に応じて使用できるようにしておきます。素材も同じく、色画用紙やダンボール、発泡スチロールといったものを用意しておきます。素材に関しては過去の制作で出た端材を集めておき、日頃から必要ときには使用できるようにしてあります。生徒には、この道具や素材を使用することはもちろん、必要なものは自分で持ってきてもよいとします。表現方法についても平面や立体に限定せず、自分の主題に合わせて制作をするよう促します。






そして残りの面には、3年間頑張ったバドミントン部をあらわすラケットや団体戦で優勝したときの賞状を形取ったものが飾られていました。またその表現の工夫として、三角錐の土台に二等辺三角形に切ったダンボールを組み合わせ、ラケットは木工用ボンドに絵の具を混ぜたもので形づくるなど表現に合わせた素材選びをしていました。





