地域の素敵な図工・美術の展覧会

この写真は「秋田県大曲仙北児童生徒美術作品展」の会場の様子。秋田の田中真二朗さんから教えていただきました。地域の展覧会の理想的な一つだと感じます。それは地域の展覧会が、児童生徒の一人ひとりが図工美術の時間に育まれた力を地域の方々にプレゼンテーションしているからです。会場に入るとすぐに解説動画があります。
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そして、下の写真は、田中真二朗先生の授業から生まれた作品の展示。さすがです。
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でもこの展覧会が素晴らしいのは 田中先生以外の先生も、結果としての作品だけではわからない「子どもの思いや学びを伝えようとしている」ことです。例えば下のものがそうです。




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展覧会の見せ方、見ていて楽しいです。たぶん、展示では当日会場で時間がかかったと思います。「大曲仙北造形教育研究会」が、主催です。研究会がすべき大きな仕事の一つがこうした作品だけからは見えない学びを、地域に向けてプレゼンすることでしょう。

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各地域の研究会がこうした展覧会を通して、「図工・美術の学び」をもっともっと伝えるようになってくれたらと思い、この記事を書いています。
作品に賞をつけて、賞状を手渡し、子どもにご褒美を与え、先生方には立派な成果物をつくらせることにつながるような作品展は功罪を考えないといけないでしょう。ただし、子どもの意思で出品する形をとっている展覧会は、違います。美術部のアートグランプリや「APA美術授業にカメラ」は、そうしたものとは違うということを念のため添えておきます。

そういう意味では地域の研究団体が取り組んだ「作品展」としては神奈川県公立中学校研究会美術部会による「美術の学び展」があります。これは地域に学びを伝えることもありますが、教師の授業改善を考える場にもなっています。

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by yumemasa | 2020-01-29 23:32 | 美術教育の啓発活動 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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