美術教育を通してどんな市民になってほしいのかー横浜からの発信
2005年 06月 23日
国民から必要とされる教科として説得力を持てると思うのです。
横浜市で「2005年 第58回 全国造形教育研究大会 第45回関東甲信越静地区造形教育研究大会」での提言準備をすすめているそうで、今後の研究が、どうなっていくか非常に興味があります。
横浜の先生が「社会との関わりを意識した美術の授業」をどう考えるのか、学ぶ事が多いように思います。サイトでは以下のように書かれていました。
「アート&デザイン共創プロジェクト」
2003年度より続けてきた、市中美(横浜市立中学校教育研究会美術部会)とKDF(社・神奈川デザイン機構)による次世代の市民を育てるための取り組みの成果を皆様方とともにまとめたいと考えています。
年6回の研究会とパワフルです。(全て午後4時以降に実施するそうです。私達の自主的な研究も学校の多忙化により、本当に厳しくなりました。)
★「市中美の部屋」←横浜市中学校教育研究会美術部会
《関連記事》
★都市景観とカラーボキャブラリー
★都市景観について考える
★フィンランドの環境教育(題材開発資料)
(追記)この記事を書くにあたって、サイト管理者の先生とつながりができました。全国大会の準備が忙しそうです。そのうち、全国関係の発信もしていくそうです。
《ちょっとだけ関連するサイト》
★「カラープランニングセンター(CPC)」
★「共用品推進機構ホームページ」
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学部は芸術学でした。数年前まではヨコハマの再開発事業にも少なからずご縁をいただき、今も「アート&デザインの街づくり」と銘打たれた再開発地区で仕事をさせていただいています。
給食が私たちの味覚を決定づけるといわれるように、初等、中等の美術教育は、この国にとってとても重要な仕事だと思っています。
願わくば,知らず知らずのうちに、キリスト教観に由来する欧米視座の「美」や「芸術」を子どもたちに教え込むのでなく、多様性を認め,小さいもの愛で,自然を敬う我が国の美観を教え、そうした中に子どもたちの個性を育むものであればと考えています。
私は教育に職務を持ちませんが,もともと、美術館の運営に携わるべき教育を受けてきた私が、街へ出て、多くの人々の生活に根ざしたものの実現を希求したのも、そのような理由に拠るものなのかもしれません。
たいへんなお仕事だと思いますが,どうかお身体にはご自愛くださいまして。
ほのかなもの、はかないもの、そんな美しさを感じ取れるような教育って大事かもしれません。
「アート&デザインの街づくり」っていうのもとても興味があります。横浜の先生も大事なところに目をつけたと思います。
「給食が私たちの味覚を決定づけるといわれるように、初等、中等の美術教育は、この国にとってとても重要な仕事だと思っています。
願わくば,知らず知らずのうちに、キリスト教観に由来する欧米視座の「美」や「芸術」を子どもたちに教え込むのでなく、多様性を認め,小さいもの愛で,自然を敬う我が国の美観を教え、そうした中に子どもたちの個性を育むものであればと考えています。」というコメント何度も何度も読み返してしまいました。とても刺激になりました。ありがとうございます。
尾澤さんがコメントされたことで認識を新たにしました.
今後も交流していきたいです。よろしくお願いします。