1対1の「対話による鑑賞」

現在開催している「フィギュールの森」で、1対1の「対話による鑑賞」を、何度もしました。この何度もというのが私にとって初めての体験でした。誰と見るかによって作品が違って見えてくる、そのことを改めて実感しました。鑑賞という行為が楽しくてたまりません。
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それは、私だけではありませんでした。私とお付き合いいただいた札幌 SCARTSのアートコミュニケーターの方から感想をいただきましたので紹介させていただきます。

「フィギュールの森では、山崎先生に補助線をひいていただきながら、どんどん話したくなりました。いつも話さない生徒さんが思わず話したくなる気持ちに近づけたような気がします。
何も知らなくても、始められる。それぞれが感じたことを言葉にして、聞きあい、視界がひらけていく楽しさが、対話による鑑賞の醍醐味と感じました。」

実は、もう一つ気がついたことがあります。それは、思い切り作品に近づいて鑑賞する機会が増えるということです。印刷物や WEBでは味わえないことです。物質の持っている質感。作者の行為の痕跡。
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そして大事なこと、作品がこうした鑑賞を可能にしてくれているということです。今回の「フィギュールの森」にある6人の作家の作品が、それぞれとっても面白いのです。こうした展覧会に関われてとても、嬉しいです。

《お知らせ》

3月27日(土) 13:30 – 15:00
誰と見るかによって作品の見え方が違って見える。出品作家と一緒に鑑賞トークをしましょう。定員15名です。(・入場無料 ・駐車場はありません)

3月27日  15:00 – 16:30
「芸術と心理学の接点」をテーマに、メンバーと北翔大学心理カウンセリング学科教員の飯田昭人先生、そして鑑賞者の皆さんと対話します。

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by yumemasa | 2021-03-16 23:17 | 鑑賞教育 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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