
写真は、昨年購入したニコンの一眼レフカメラに、40年前に買ったレンズを取り付けているところです。レンズはマクロレンズといって小さなものを撮影するときに使うものです。40年前のレンズですから、操作は限られていますが、しっかり撮影できます。実は、私の義理の父が使っていた60年前のレンズも使えます。
どうしてこんなことが可能なのか.
それは、カメラのレンズをつけるマウント部分を NIKONという企業が、変更しなかったことと、基本設計の完成度が高かったことによります。
写真右のカメラは NIKONが初めて作った一眼レフカメラ NIKON Fというカメラです。

左の写真は Nikon FM2。1959年に発売されたNIKON Fの良さをうけついで小型・軽量化されて作ったNikon FMの後継機です。
私が最初に買った一眼レフはFMです。購入にあたっては、冬山でも使うことを前提に、堅牢で、バッテリーが低音で使えなくなっても動作すること。毛糸の手袋をしていても、スムーズに操作できることでした。
Nikonが最初に一眼レフをつくった時のその基本設計を受け継いでいます。マウントの仕様を変更すれば、過去のレンズが使えなくなるということを避けたということです。実際にマウントを変えた方が、最新の機能をとり入れるのに都合がよかったことも多かったようですけど。
私は、プロダクトデザインの仕事にもつきたいと考えていましたので、こういうデザインや設計の話が好きなのです。
「設計思想」という言葉をあまり聞かなくなりましたが、その言葉にも興味があります。
そういう意味では 初めて乗ったフォルクスワーゲン ゴルフⅡ は乗っていて、発見の連続でした。どうしてここのはこの形になっているのだろう?って考えて発見する面白さがありました。
考えたら、NIkonもドイツのカメラから学んできたのでした。
撮影Nikon D5600 Micro Nikkor 55㎜ f3.5 絞りf5.6 シャッター1/90秒