世界児童画展50周年記念誌「こどもの絵から見る世界」

 最初にお断りしておきます。ここに紹介する『世界児童画展50周年記念誌「こどもの絵から見る世界」』は「美育文化ポケット」の年間購読者に配布されるもので、一般で市販されないようです。素晴らしい内容だけに、残念です。
 さて、何が素晴らしいかというと、世界各国の子供たちの絵、一枚一枚を描いた子どもの側からじっくりと見てもらえるようにしていることです。様々な工夫がされています。
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 まず、こどもの絵のことについて書かれている方々の言葉は深いです。

 絵はテーマ別に掲載しています。例えば「物語・ファンタジー」「家族」「雪」「色彩」など。テーマ別に絵を見ていくと、国や年齢を超えて、共通するものを感じ取れます。一人一人の思いが見えてくるような気がします。「国境を超えて」とよく言われる言葉ですが、そうしたことを実感させられます。
 書いた本人に言葉が添えられている絵もあります。こうして、いつの間にか、一枚一枚の絵を丁寧に見るようになります。素晴らしい編集です。(編集におそらく膨大な時間がかかったことでしょう。こんな素晴らしい絵の見せ方の提案をしていただき、感謝します。)

 これらの絵を見ていたら、世界は平和でなければならないと改めて感じました。そういう本です。一人一人が大切な大切な存在です。

この本を見ることができない方は、多分、図書館等では年間購読をされていると思いますから、そちらでご覧になってはいかがでしょう。置いていな図書館には「美育文化ポケット」の年間購読をリクエストしたら良いと思います。それもまた「美術教育」の良さを伝えることににもなります。

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by yumemasa | 2021-03-23 06:58 | 子どもの表現 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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