オードリー・タン「日本人のためのデジタル未来学」

 コロナ禍の初期対応での台湾の動きは驚異でした。素早い動きとその対応。その中心にいたのがオードリー・タンです。このような課題に積極的に取り組む彼に興味を持ち、著作(彼へのインタビューをテキストにしたもの)を読みました。これからの教育・美術教育を考えるヒントにもなると考えました。彼の話を聞きながら、美術教育の持つ役割はやはり大きいと思いました。彼はインタビューの中でこう話しています。
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「仮に、サイエンスとテクノロジーしか学んでいなければ、学んだ内容は誰もが同じになってしまいます。つまり、標準的な答えを暗記しているだけであって、直線的な思考だけで問題を解決することは、ほとんど不可能でしょう。だから『アート思考』が重要なのです。」
まさに彼のコロナ禍での行動は既成のものにとらわれない発想があったからでしょう。この言葉は、実感を伴ったものだと思います。
彼が口にしているわけではありませんが、 まさにSTEAM人材だと思いました。STEAMの力で課題を解決しているのです。そして注目すべきは彼は1人ではなく、たくさんの立場の方の力を借りていることです。それは問題解決に必要だからです。

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by yumemasa | 2021-07-21 16:22 | 本(教育) | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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