7月31日ー8月1日「造形教育センター」創立50周年記念 大会

7月31日ー8月1日「造形教育センター」創立50周年記念 大会_b0068572_21261123.jpg

造形教育センター」は、1955年、当時の絵画表現を主とする表現主義的な教育に対して,バウハウスの造形理論と組織の影響を受けてデザイン,工作領域を取り込んだ総合的な造形教育の研究団体として発足しました。
 今年は創立50周年記念大会で「「つくる子どもたち」ー夢・私・そして未来ーをテーマに開催されます。会場は東京の桑沢デザイン研究所です。
なお、毎年開催されている研究大会の報告がサイトの中で紹介されています。その年の大会の主張が明らかにされており参考になります。このようにサイトの中でこれまでの研究成果を残しておく事はきわめて重要な取り組みだと思います。
例えば、2003年の大会について以下のように書かれています。

7月31日ー8月1日「造形教育センター」創立50周年記念 大会_b0068572_2144129.jpg「地球上の人や自然の有り様を豊かにデザインすることは、そこに生きる「生命ーいのちー」を大切にするということです。そして、それを実践する造形活動を通じて世界に関わることは、人と環境を結ぶ豊かな「時」のデザインへと広がっていきます。さらに、こうした相互作用は、私たち一人ひとりの感覚、思考、表現の連鎖を生み出し、さまざまなかかわりの「環」を形成していくことになります。造形教育センターの活動が、そうした「環」のCenter=中核として機能するとき、研究テーマである「今を生きる造形教育」が次第に姿を現すものと考えます。」

何気なく使っているデザインという言葉の深さについて考えさせられます。


←Clickで順位があがります。応援お願いします。一日一回のみ有効。(現在32位)
by yumemasa | 2005-07-05 21:34 | 研究会情報 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明