下の2枚の絵、私の娘が幼児の時に描いたものです。この絵を見て「上手だね。」って言うのは、普通にあることです。でも、子供に対するコメントが、それで終われば、それっきりです。子供の絵の意味をまったく知らないままになってしまいます。それは、とてももったいないことです。子供の絵は見ただけでは、わかりません。だから聴けばいいのです。(ただし、楽しそうに話さない場合は、それ以上聞かないようにしましょう)それから、子供の絵はお話を聞いてもらって完成するという考え方もあります。下の2枚の絵、まずは、解説を読まずに見てください。
↑絵って、実際には出来ないことをに実現させててしまうことができます。素晴らしく便利で楽しいものです。しかも、自分が描いた楽しさが他の人ととも共有できます。ねずみとうさぎとピカチュウと一緒に遊べてしまうのです!手には手持ち花火。バケツに水を入れて安全を考えて遊んでいます。日頃の体験が絵に反映されています。
この場面が現実にあると思って描いている子供の気持ちを想像してみてください。
↑絵って、経験して楽しかったことを、もう一度楽しめてしまうことができます。その絵を描いている時も、また楽しさを味わえます。 家の近くにオダ商店という小さな店がありました。おつかいに行ったときの楽しさが伝わってきます。アスファルトの上の水たまり、カエルもいます。傘の柄まで丁寧に描いています。自分で持って印象に残ったからでしょう。 ちなみに店主は娘をとても大事にしてくれました。一枚のこの絵は、たくさんの背景があって生まれています。
子供の表現に対し「上手だね」の一言で終わっては、子どもの思いや世界を知らないままに終わります。
実は、これは結果としての絵について述べていますが、活動している場面を見ていて「楽しそうだね」「頑張ってるね」って一言で終わらせていては、やはり、その活動にあらわれる「行為」の意味に気がつかないで終わってしまいます。《関連記事》