保育ドキュメンテーションが生み出すもの

この写真は横浜市の公立の保育園に行った時に撮影したものです。手前の女性は、近くの小学校の先生です。保育園との連携のために、視察に来ています。彼女がふと掲示物を観ていると、そこに園児が来て説明を始めたのです。
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この掲示物は「(保育)ドキュメンテーション」というものです。ドキュメンテーションは、保育の記録を通して、現在の保育を振り返り、これからの保育に生かしていく他、保育を通しての子どもの学びを保護者に伝え、共通理解を図ったりするものです。また、子ども自身が、ドキュメンテーションを見れば(文字が読めなくても写真があります)自分の学びの価値に気がついたりします。これは自己肯定感や意欲をもたらすことにもなります。

さて、この写真の場面は、理想的な姿だと思いました。保育者が作ったドキュメテーションをもとに、園児が初対面の大人に、自分達の活動の面白さを自分の言葉で伝えているのです。大人は、そのことを通して園で子どもたちが感じたり、学んだりしていることを知ることになります。充実した保育がなされているからこそです。

この園ではドキュメンテーションをはじめて2年半だそうです。昨年のものを見せてもらいましたが、分厚いファイルと日誌と共に、非常に貴重な記録になっていました。

*写真の公開については了承を得ています。

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by yumemasa | 2022-10-07 17:14 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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