鑑賞の授業が北海道新聞(岩見沢・南空知版)で紹介されました。新聞で報道されることで、美術教育のよさが一般の方々にも知られるようになります。

この写真の場面での対話も、ドキドキするものでした。小学校5年生です。
絵の具が厚く盛り上がっていて、ひび割れているところもあるといころとから、始まりました。(私は、ここで簡単に油絵の具の説明をしました)
手前の木が、「折れている」「切られている」「木の下の地面から植物が出てきている」あるいは、空や山の色の変化、立体感、切り株と山の間は木がなくて広い場所が、奥には白樺の木。そのうち、山の形の特徴から夕張岳という指摘。その後、私から「(作品から)離れてみよう」といって数メートル下がりました。その時、児童の表情が変わりました。すごく立体的に見えるし、広がって見えると、驚きの声を上げたのです。最後にはこれは夕張の開拓のことを描いたのかな、(開拓ということを知っているからこそ、どうしてこの絵を描いたのかまで、考えている、さすが5年生だね、と私の方から思ったことを伝えました。)
サインのところに数字に気がついたので、数字はこの絵を描いた年と補足しました。こうして当時の夕張に思いを馳せるのでした。
「対話による鑑賞」によって、これまで見えないことが見えてきたわけです。一人一人が自らの意味や価値を創り出してい流ということです。これは創造的な行為でもあります。学習指導要領との考え方と繋がっています。
なお、この鑑賞で、地元の作家の作品を鑑賞することの大切さを実感しました。今後、どの作品を何年生で、ということを夕張の方々と一緒に探っていきたいいです。