話すように描く中学生

現在、時間講師をしている中学校3年生の授業前の一場面です。学校では2分前には着席して授業の準備をしようということを推奨しているので、美術科ではその時間を利用して当面、スケッチするようにしています。生徒には、常々、話をするように絵を描くようになって欲しいと願っています。
そんな中で、3年生女子がいきなりニコニコして絵を描いています。聞くと「テストの点数がものすごくよくて、その嬉しさを絵に描きたくなったんです」って話してくれました。
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上の写真のスケッチブックの手前の小さな作品は現在取り組んでいる抽象絵画です。形も色も検討に検討を重ねて描いていました。
しかし、スケッチブックでは思いのままに描いています。嬉しい出来事でした。ちょうど、授業で取り組んできた方法は美術表現のごく一部に過ぎないことを理解し、表現も表現への考え方も様々であることを実感的に理解してもらえるような題材に取り組む計画でしたから。
そして、こんな自由なスケッチが出てくることに教師としての喜びを感じます。本当に表現を楽しんでいるからです。話すように。

by yumemasa | 2023-07-05 22:39 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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